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【調査】犬とのコミュニケーションで気を付けていることは?|獣医師が解説
愛犬とのコミュニケーション、気を付けていることはある?

どんなことに気を付けている?
・「愛犬が起きてる時間は、スマホをいじらないようにしています」
・「留守番させることが多いので、出かける前後は短くても一緒の時間を大切に過ごすようにして、たくさん話しかけたり遊んだりしています」
・「目を見て笑顔で話す。いけないことをしたら、目を見て真剣な顔で注意する」
・「否定的な言葉は使わないようにしています。指示を出して愛犬がちゃんと聞いてくれたら、『ありがとうね』『助かるよ』など感謝の言葉を伝えます」
・「多頭飼いなのでバランスよく接するようにしています。片方と遊んでいたり、膝に乗せたりすると嫉妬の目が怖いです……」
・「たくさん褒めますが、ダメなことはダメとメリハリをつけています。なるべく短く決まった単語を選び、声のトーンや表情も伝わるよう大袈裟に話すよう心がけています」
・「シニアになってからは、今まで以上に名前を呼びかけて体を触っています」
・「爪切り・歯磨き・病院などイヤなことをしたあとはいっぱい褒めてあげます」
・「上から目線にならないこと。威圧的な言葉を使わないよう気を付けています」
・「毎日何十回も、目を見て名前を呼んで『大好きだよ』と伝えています」
・「お散歩のとき、アイコンタクトを取りながら歩くようにしています」
【獣医師解説】犬はどんなコミュニケーションが好き?
――犬が飼い主さんにされてうれしいコミュニケーションには、どのようなものがありますか?
山口先生:
「一般的にはやさしい声かけや、やさしく見つめられたり、なでられたりすることが好きです。性格や気分によって、穏やかが好き、激しめが好きなどの程度の差はありますが、好意的な気持ちをもつこと、犬の反応を汲み取りながらコミュニケーションをとることが大切です。また、一貫性のある関わり方は犬に安心感を与えます。たとえば、愛犬が玄関にお迎えに来てくれたとき、日によって褒めたり無反応だったりと一貫性がないと、犬を不安にさせる場合があります」
――反対に、避けておきたいコミュニケーションはありますか?
山口先生:
「犬は大きな声や動作、顔や足先やしっぽに触れられることを怖がる傾向があります。愛犬が好むコミュニケーションであっても、まずは犬の様子を観察してから行いましょう。また、先述のとおり一貫性のない関わり方も避けるようにしてください」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年5月時点の情報です。
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