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家具をガブガブ! 手をガブガブ! 犬の困った噛みグセ、プロは「たったのひと言」で終わらせていた!?

噛みグセなどの困りごとは、つい感情的な言葉をかけがちですが、愛犬を興奮させるだけなので逆効果だということをご存じですか? 否定せず、してほしいことを犬が理解しやすいように「ひと言」で伝えると、困りごとが解決し、関係性もアップします。
そこで「伝わる! ひと言しつけ」の方法を、ドッグトレーナーの戸田美由紀先生に教えていただきました。

シーン1 おもちゃ遊び中に手を甘噛みするときのひと言=「オワリ」

「噛んだら楽しい時間が終わる」とクールに伝えるのが有効
「噛んだら楽しい時間が終わる」とクールに伝えるのが有効
あま噛みされたあと、「も~、イタイ!」「ヤメテよ~!」などと大げさに騒ぎながら遊び続けると、犬にとっては噛んだら音が出るおもちゃと同じ反応に見えることも。おもしろがって余計に噛みグセを悪化させてしまいます。

おもちゃで遊んでいるときに興奮しすぎて噛まれる場合は、噛まれた手をおもちゃごと背中にすばやく隠し、なるべく低めの声で「オワリ」と伝えて。「噛んだら飼い主さんとの楽しい時間が終わる」と犬に伝わりやすくなって、噛み防止につながります。

シーン2 家具などを噛むときのひと言=「アッアッ!」

愛犬の気をひくのがコツ。目を合わせず声をかけて
愛犬の気をひくのがコツ。目を合わせず声をかけて
犬が家具などを噛む理由の多くは「暇つぶし」です。そんなときに飼い主さんが「ダメだってば!」「キャ~ッ!」などと大げさに反応すると、「次は飼い主さんにバレないように噛もう♪」とゲーム感覚になる犬も。

愛犬の目は見ずに、家具を噛んでいることには気づいていないフリをしながら「アッアッ!」と意味のない声を出し、愛犬の気をひいて噛みを中断させます。愛犬の意識が家具以外に移ったタイミングを見計らい、可能であれば家具を遠ざけておくと万全です。
いかがでしたか? つい発してしまいがちな「ネガティブワード」を言い換える意識をもって、困りごとに向き合ってみましょう!
お話を伺った先生/日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター、DOG IN TOTAL主宰 戸田美由紀先生
参考/「いぬのきもち」2022年9月号『伝わる! ひと言しつけ』
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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