犬がモノをくわえたまま寝るのはなぜ？注意点を飼い主に聞いた

「愛犬がおもちゃをくわえたまま寝ている」このような経験をした飼い主さんもいるのではないでしょうか。

犬がおもちゃや歯磨きガムなどをくわえたまま寝てしまう姿はとても可愛いですが、そのまま寝かせていても大丈夫なのか、「犬がモノをくわえたまま寝てしまう理由と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

犬がモノをくわえたまま寝てしまうのはなぜ？

どうして寝ちゃうの？モノをくわえたまま寝る犬の注意点いぬのきもち — いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬がぬいぐるみやボールなどのおもちゃであったり、歯磨きガムをくわえて寝てしまったとき、「どうして噛んだまま寝ちゃったの？」と疑問に思われる飼い主さんもいるようです。

犬がモノをくわえたまま寝る理由としては、

好きなものをくわえることで、満足したり安心して寝ている場合

モノをくわえてリラックスしているうちに寝てしまった場合

が考えられます。

犬はモノをくわえたまま寝ていても苦しくないの？

愛犬がモノをくわえたまま寝ている様子に、口の中が乾燥しないか、苦しくないか、事故やケガなどの危険はないかなど飼い主さんは不安に感じてしまうかもしれませんが、犬はモノをくわえていても鼻で息をすることができます。

このため、愛犬がリラックスして寝ている様子であれば、そのまま見守ってあげましょう。

犬がモノをくわえたまま寝ている際の注意点

犬がモノをくわえたまま寝ている場合は誤飲をする危険性があるので注意が必要です。

特に、犬の口の中に入っているおもちゃなどが口の中にすっぽりとおさまるサイズの場合は誤って飲み込んでしまわないように気をつけましょう。

愛犬がモノをくわえて寝ているとき、口の中に何が入っているのか、飲み込めない大きさかどうかを確認しておくことは大切ですね。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生）
取材・文／maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください