犬と暮らす
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「おもちゃチョーダイ」にも使える! ハンドフィードのやり方
ハンドフィードとは「愛犬に飼い主さんの手から直接フードを与えること」
「アイコンタクト」したいとき
愛犬と向かい合わせの状態になったら、1粒~数粒フードを握りこみ、その手を愛犬の鼻に近づけます。
フードのニオイに気づき、愛犬が手に集中したら、手をゆっくりとあごの下へ持っていきましょう。
飼い主さんと目が合い、アイコンタクトができたら、「イイコ」などのほめ言葉をかけてからハンドフィードをします。スムーズにできるようになったら、1でフードのニオイをかがせる直前に愛犬の名前を呼ぶようにします。すると、名前を呼んだだけでアイコンタクトができるようになります。
「おもちゃの交換」を教えたいとき
愛犬が落ち着いているときに、引っ張りっこできるおもちゃを床に下ろし、左右に振って遊びに誘います。おもちゃをくわえたら、前後左右に動かして遊びにのらせましょう。
2.愛犬の興奮が高まってきたら手にフードを用意
遊んでいるうちに、愛犬がうなり始めたり、首を左右に振り始めたりします。これらの行動は、興奮が高まっているサイン。このタイミングで手にフードを握り、ハンドフィードの準備をします。
おもちゃの動きを止めて、フードを握った手を愛犬の鼻先に近づけます。そのまま待つと、フードのニオイが気になり、口からおもちゃを離すので、「イイコ」とほめてハンドフィードをします。
※フードと交換する直前に「チョウダイ」と声をかけると、やがて「チョウダイ」の声に反応して、くわえているものを離すようになります。
「抱っこ」するとき
右手にフードを持ち、愛犬の鼻先に近づけてニオイをかがせます。愛犬がニオイに気づいたら、そのまま手を動かし、抱きやすくなるように飼い主さんの左側へ誘導します。
愛犬を飼い主さんの左側につけたら、フードのニオイをかがせたまま、左手で体を包み、密着するように飼い主さんのほうへやさしく引き寄せます。
フードのニオイをかがせたまま、愛犬のおなかのほうまで手を回してゆっくりと持ち上げます。おとなしく抱っこができたらハンドフィードをしてほめて。
参考/「いぬのきもち」2023年6月号『絆が深まるハンドフィードをやってみよう』
撮影/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室
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