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ついやりがちな“NG行動”がストレスに!散歩中に犬が嫌がること4選

飼い主さんがよかれと思っていることが、じつは犬にとってストレスになっていることも。そこで今回は、散歩中についやりがちだけど、じつは犬が嫌がること4選をご紹介。飼い主さんが避けるべきNG行動について、獣医師の藤本聖香先生にお話を伺いました。

ニオイかぎができない

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのベルちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ニオイかぎは犬にとって情報収集の大切な時間。散歩でニオイかぎができないのは、人でいうとスマホを取り上げられた状態で、情報収集ができずストレスにつながりやすいです。誤飲・誤食が心配な場合は、安全な場所に限ってもいいので、ニオイをかがせてあげましょう。

散歩中ずっと走らされる

柴のラガーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬にとって散歩は体力発散だけでなく、ニオイをかいだり新しい場所に行ったりしてリフレッシュできる時間です。散歩の途中に少し走る程度ならいいですが、運動量をアップさせようとして散歩中ずっと走っているような場合は、ニオイかぎなどができにくくなるため、ストレスになってしまいます。

相性が悪い犬とのあいさつ

ポメラニアンのそうくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
どんな犬にも相性の悪い犬はいます。仲のいい犬を増やそうとして、相性にかかわらずほかの犬に無理にあいさつさせようとするのは犬にとってストレスです。ほかの犬に近づける前には、愛犬が嫌がっていないか必ず確認しましょう。

歩くのが愛犬主導

Mixの凪くん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「自由にさせたほうがノーストレス」と思って愛犬主導で散歩をさせるのは、じつは逆効果。愛犬主導の散歩だと、安全確認など愛犬自身でいろいろな判断をしなければならず、リラックスして歩けなくなってしまいます。散歩は飼い主さんが主導し、目を合わせるなど愛犬に気にかけていることを伝えながら歩きましょう。
散歩は体力を発散したり脳を活性化したりしてストレス解消につながる大切な時間ですが、飼い主さんが“NG行動”をとってしまうと、逆に犬にとってストレスになることも。知らないうちに犬が嫌がることをしてしまっていないか、この機会に見直してみてくださいね。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2022年5月号『もしかして、私のせい!? 愛犬にストレスを与える飼い主さんのNG行動』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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