犬と暮らす
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犬がだす「さみしさ」のサインとは?行動の変化を見逃さず、早めの対応を
「さみしさ」を感じている犬のサインと解決法を、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。愛犬のSOSを見逃さないようにしましょう。
犬がだす「さみしさ」のサイン
岡本先生:
「ウロウロする、落ち着きがなくなるなどの行動の変化があらわれます。また、物を破壊したり、排泄を失敗したり、飼い主さんの後を追ったり、鳴き続けたりするなどのふだんと違う行動をすることもあるでしょう」
どんなときに? 孤独を感じるシチュエーション
岡本先生:
「お留守番をしているときや、飼い主さんが多忙でコミュニケーションが不足しているときに孤独を感じる犬もいます」
放置してはダメ ”さみしさ”が及ぼす影響
岡本先生:
「元気がなくなり、食欲が落ちるなどの様子の変化があらわれます。また、嘔吐や下痢などの消化器症状が出ることもあるでしょう。いつもなら側に寄ってくるシチュエーションなのに寄ってこなくなるのも、さみしさからくる行動の変化です」
「さみしさ」のサインを感じたら 飼い主にできること
岡本先生:
「留守番でさみしさを感じている場合は、お留守番の前に長めの散歩や遊びをして体力を発散させるといいでしょう。ただし、お留守番の直前直後にかまいすぎるのはNGです。留守番が強調され、かえって留守番への不安感が増します。
また、スキンシップが不足している場合は、多忙でもできるだけコミュニケーションの時間をとるようにしたいですね」
取材・文/小崎華
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年11月時点の情報です。
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