犬と暮らす
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「どうしてもお尻を温めたい?」日当たりのいい方へ飛び出して眠る犬の心理

おまめくんはひなたぼっこが好きなので、晴れた日は、飼い主さんがベッドを日の当たるところに置くようにしているのだとか。すると“暖かいベッド”を喜ぶかのように、写真のような姿勢になってダラーンと寝そべるといいます。

「この日はたまたま顔に影がかかっていたので、お尻の輝きが強調されていました。『寝心地が悪くないのかな!?』と思いましたが、おまめにとっては、これがベストポジションのようです。お尻をベッドにしまってみたこともありますが、少し時間がたつと、またはみ出してしまうので(笑)」
おまめくんは、どれくらいの頻度でお尻をはみ出させて寝そべっているのでしょうか?
飼い主さんにお話を伺いました。
特定の条件がそろうとはみ出しやすい? おまめくんのくつろぎ方

飼い主さん:
「とにかく寒さが苦手なので、お尻だけでなく、体の広範囲で日光を浴びながら温まりたいのでしょうね」
この日に限らず、ほかの日にもお尻をはみ出させていることがあるおまめくん。ある条件下では、お尻をはみ出させることが多くなるといいます。
飼い主さん:
「日当たりのいいときは、だいたいこのような姿になっています。反対に、日の当たらないときや夜はベッドの中で丸くなっています」
【獣医師解説】ベッドからはみ出し、日当たりのいい方へ伸びて眠る犬の心理

――この光景から読み取れることを教えてください。
岡本先生:
「日差しが気持ちよいのでしょう。おまめくんにとって、より快適にひなたぼっこができて日差しを浴びられる体勢なのだと思われます」
――寝心地は悪くないのでしょうか。
岡本先生:
「喜んで寝そべりながらくつろいでいる様子から、心地がいい体勢なのだと思います。犬がくつろいでいる様子でしたらそのまま見守るだけで大丈夫だと思いますが、高齢の犬や子犬、療養中の犬は体が温まりすぎたり、反対に冷えたりしないように気をつけてください」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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