愛犬とのお出かけや旅行を楽しむうえで、大切なのが行き先の選び方。愛犬と飼い主さんの負担を軽減するためには、移動距離や設備・環境などをしっかりとリサーチする必要があります。今回は愛犬とお出かけするときのエリア・宿泊施設の選び方について、獣医師でドッグトレーナーの後藤真由美先生に教えていただきました。
エリアの選び方(1) 同じ犬種の飼い主さんからリサーチ
犬連れに人気の場所でも、たとえば段差が多ければ胴長の犬には負担になるなど、条件が合わないことも。同じ犬種の飼い主さんからなら、より具体的で実用的な情報が得られるでしょう。
エリアの選び方(2) 「何がしたいか」でエリアを決める
まずは愛犬と何をしたいかを決め、目的に合ったエリアを探してみましょう。「千葉は広めのドッグランが多い」、「伊豆は海も山も楽しめるアウトドア系」、「軽井沢は犬連れショッピング」など、エリアごとに特色があるので、行動を決めやすくなります。
エリアの選び方(3) 移動は2時間以内に
愛犬を連れての移動は、車酔いやトイレ問題など、愛犬にも飼い主さんにも心身の負担がかかりがち。慣れないうちは、移動時間を往復2時間以内に抑えるのがおすすめです。
エリアの選び方(4) まずは日帰りから始めて
日帰りなら移動や滞在時間が短く、愛犬に何があってもすぐに帰れるうえ、お出かけの経験を着実に積むことができます。泊りがけの旅行という次のステップにもつなげやすくなりますよ。
宿泊先の選び方(1) 設備とルールをチェック
宿泊先の設備を見るときは「愛犬と飼い主さんが実際に使えるか」を判断することが重要です。また「実際に必要な設備」と「なくても困らない設備」で分けて考えると、選択肢が絞りやすくなります。
たとえば、あるとうれしい設備は、エレベーターや部屋の浴室、ミニキッチンや電子レンジなど。反対に、愛犬に合うかどうか判断が必要な設備は、カートなどのレンタル用品やドッグランなど。愛犬の体格や好みに合わない可能性があります。オーシャンビューの宿も魅力的ではありますが、波の音や砂の上を歩くのを嫌がるコもいるので注意しましょう。
宿泊先の選び方(2) 1棟貸しのヴィラで気軽にステイ
他の宿泊客と共有する空間が少なく、吠え声などで他のお客さんに迷惑をかける心配が少なく、過ごし方の自由度も高いので、愛犬も飼い主さんもリラックスして過ごせます。
宿泊先の選び方(3) 素泊まりで行動をフレキシブルに
時間に縛られることなく、自分たちのペースで自由に動けるのが素泊まりの魅力。状況に応じて犬連れOKの店を利用したり、部屋でゆっくりしたりと、柔軟な対応ができます。
宿泊先の選び方(4) 駐車場も綿密にリサーチを
ホテルから駐車場が遠いと、荷物と愛犬を抱えての移動が負担になります。車のタイプによって停められる場所が制限されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
宿泊先の選び方(5) キャッシュレス決済で身動きを楽に
キャッシュレス決済対応の宿なら、リードで常に片手がふさがったままでも会計がスムーズです。部屋づけで一括清算できるタイプの宿を選んでもよいでしょう。
お出かけ先の選び方次第で、移動や滞在がぐんとラクに。6月などのオフシーズンや、日曜日からの1泊を狙うと、費用も抑えやすくなりおトクに出かけられますよ。
お話を伺った先生/後藤真由美先生(ドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2026年4月号『犬も人も、もっと気軽に ラクして楽しむ! 犬連れ旅行術』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。