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【調査】「犬見知り」をする犬はどれくらい?対策について獣医師に聞いた

犬がほかの犬を警戒したり、避けたりする「犬見知り」。いぬのきもちWEB MAGAZINEで「あなたの愛犬は『犬見知り』をしますか?」というテーマのアンケート調査を実施したので、気になる回答結果をご紹介します。

あわせて、「犬見知り」の原因や対策について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えてもらいました。

愛犬は「犬見知り」をしますか?

愛犬は犬見知りする?
※2025年6月実施「いぬのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 89人)
犬の「犬見知り」に関するアンケート(いぬのきもちWEB MAGAZINE)
アンケートで「あなたの愛犬は『犬見知り』をしますか?」と質問したところ、60%以上の飼い主さんが「はい」と回答。「犬見知り」をする犬は少なくないようですね。

「はい」と回答した飼い主さんに具体的なエピソードをお聞きしたところ、数々の「犬見知り」エピソードが寄せられました。以下でその一部をご紹介します。

飼い主さんから寄せられた「犬見知り」エピソード

柴のきなこちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
・「小さい頃に噛まれたのがトラウマで、気にはなるものの一定の距離をとったり、遠回りしたりして回避しています」
・「散歩中にすれ違いそうなわんちゃんを見つけると、固まって動かなくなります」
・「警戒して目を離さなかったり、威嚇したり。反応されると吠えながら逃げます」
・「お散歩中に知らないコに会うと吠えてしまいます。ドッグランでも『私はここにいませんよ』というように、柵周りをひっそりと歩いてほかのコに見つからないようにしています」
・「お散歩ですれ違うときは、『ぼく今忙しいです~』と言わんばかりにクン活。もしくは反対側の通りへ渡るなどして距離をとります。犬自体は好きなので、相手が通り過ぎたら後ろ姿を見つめています」
・「近付かないよう道路の反対側を歩いて、安全な距離を保ちながら吠えています。カフェに行ってもドッグランに行っても、ほかの犬がいると飼い主の膝や抱っこから降りるのを拒否します」

【獣医師解説】「犬見知り」をする理由は?

Mixのまろくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、犬が「犬見知り」をする理由や対策について教えてもらいました。

――犬が「犬見知り」をするのはなぜでしょうか?また、「犬見知り」をしやすい犬の特徴があれば教えてください。

岡本先生:
「ほかの犬との交流に慣れておらずどうしたらよいのかわからない、犬に吠えられて怖い思いをしたことがある、人のほうが好き、1頭でいるのが好きなど、さまざまな理由が考えられます。性格としては、警戒心の強い犬や怖がりの犬に多いと思います」

――「犬見知り」は軽減したほうがよいでしょうか?飼い主さんにできることはありますか?

岡本先生:
「犬同士で交流できるようになれば、散歩時の挨拶やドッグランでの遊びなど、より楽しみが広がる可能性があります。まずは近隣で相性のよさそうな犬を探して、ゆっくり挨拶からできるように慣らしたり、ドッグスクールなどを利用したりするのがよいと思います。もちろん、家族だけで過ごすほうが好きな犬に無理強いする必要はありません」
「犬見知り」の理由はさまざま。愛犬の性格も考慮しつつ、少しずつほかの犬と距離を縮められるとよいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
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