愛犬を優しくナデナデする8歳の息子さんの姿が尊い！　犬を「寝かしつける」ときのポイントは？｜獣医師解説

犬と暮らしていると、癒される瞬間がたくさんありますよね。

今回紹介するのは、Instagramユーザー@ichi.glucklichさんが投稿していたこちらの動画。そこには、愛犬・マメちゃん（撮影当時6才／柴犬）の頭を優しくナデナデする飼い主さんの息子さん（撮影当時8歳）の姿が映っています。

マメちゃんのことを愛おしそうに見つめる息子さんの姿からは、マメちゃんのことを大切に思っていることが伝わってきますね！

当時の状況を飼い主さんに聞いた

紹介した動画は、2022年9月に投稿されていたもの。当時の様子を飼い主さんに聞くと、お風呂から上がった息子さんは、マメちゃんが眠そうにしていたのを見てブランケットをかけてあげたり、マメちゃんが安心して寝られるようになでていたのだとか。

マメちゃんと息子さんのやりとりをそばで見守っていて、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。

飼い主さん：
「息子は本当にマメのことが大好きなんだなと感じました。ふたりのやりとりを見て、日頃の疲れが癒されています。

息子はよくマメを寝かしつけており、先日もブランケットからマズルだけ出ているマメを発見しました（笑）　なんだかんだ、マメはいつも満更でもない様子ですね」

そんなマメちゃんですが、じつは「大のパパっコ」。飼い主さんや娘さんが帰宅したり朝起きてきても、マメちゃんはあまり反応しないのだそうですが、息子さんのときは「お父さんほどではないものの、出迎えたりしっぽをフリフリと振って嬉しそうにしている」とのこと。

飼い主さんは、仲が良いふたりの様子を見て日々ほっこりしていると話していました。

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Naoko.Ichikawa《豆柴マメ🐶🐾Mame♀》🇯🇵(@ichi.glucklich)がシェアした投稿

マメちゃんのおかげで、息子さんは動物好きなコに成長

子犬時代のマメちゃん — マメちゃんを家に迎えた頃の一枚。マメちゃんと息子さんの可愛らしいツーショット！

素敵な“兄妹関係”を築いている、息子さんとマメちゃん。子犬のマメちゃんを家に迎えたときは、息子さんはまだ2歳だったといい、当時は「マメ」と言えずに「ナメ」と呼んでいたそう。

家族で「いつになったらマメと呼べるかな」とよく話していたそうで、飼い主さんは当時のことを懐かしく思うそうです。

そんなマメちゃんと息子さんは、一緒に成長してきました。飼い主さんは、マメちゃんの存在が息子さんの成長に大きな影響を与えていると感じるといい、ふたりの成長を嬉しく思っているそうです。

飼い主さん：
「親バカではありますが、息子は動物が大好きな優しい子に育ってくれているなと感じます。可愛かったりおもしろかったりする犬の動画を発見すると、『お母さんこれ見て〜』と教えてくれたりもします。

息子は、将来は消防士か動物に携わる仕事に就きたいと言っているので、息子の夢を応援していきたいと思います」

【獣医師解説】犬を寝かしつけるときのコツ

飼い主さんの息子さんは、マメちゃんを優しくなでて寝かしつけていました。犬を寝かしつけるときに、なにか意識したいスキンシップのコツなどはあるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

岡本先生：
「今回のマメちゃんの様子を見ると、信頼できる相手がそばにいることで安心し、リラックスしている様子が伝わってきます。マメちゃんにとって息子さんは、信頼できる相手なのでしょう。

一般的に、犬と子どもが一緒に暮らすと動物好きに育つ子が多い印象を受けます。息子さんも、マメちゃんの影響を受けて動物好きな子に育ったようですね。

犬を寝かしつけるときのコツですが、優しく頭や体をなでてあげたり、そっと寄り添ってあげるとリラックスして寝てくれるかと思います」

健気な愛犬の姿を見て、思わず胸がキュンとすることも…。Instagramユーザー@ichi.glucklichさんの愛犬・マメちゃん。パパさんの「帰るコール」があってから約30分間、マメちゃんは玄関のほうをじーーーっと見つめて待っていたのだそうです。パパさんの帰宅を今か今かと待つ忠犬・マメちゃん。健気すぎる姿に、キュンとせずにはいられないです！

写真提供・取材協力／@ichi.glucklichさん／Instagram
（監修：いぬのきもち獣医師相談室　獣医師・岡本りさ先生）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ