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生涯でかかるお金は〇〇万円!? 愛犬と楽しく暮らすための賢いお金の使い方とは

愛犬の健康長寿のためにはお金がかかりますが、物価高だからこそ、愛犬にかかるお金に意識的になりたいもの。今回は、犬と暮らすのに生涯で必要な最低限のお金について、しつけ教室「Pet Life Consulting シンビオーシス」で代表を務めるほか、犬との暮らしにかかわる多くの資格をもつ岡田敏宏先生に教えていただきました。

体格と毛のタイプによってかかるお金が変わります

どれぐらいお金がかかるか見てみましょう
Natalya Maisheva/gettyimages
体が大きくなると、食費のほかにノミ・ダニ・フィラリアの予防費も増加します。また、意外とかかってくるのがトリミング費。シングルコートの犬はダブルコートの犬に比べてカット代が多くかかるため、トリミング費用が約1.5~2倍かかることも。
【小型犬】
約240万円(年間15万7760円)
※シングルコートの場合は約301万円(年間19万8679円)

食費……99万円
混合ワクチン接種費……10万5600円
ノミ・ダニ・フィラリア予防費……29万5200円
狂犬病ワクチン費……4万5000円
避妊・去勢手術費……3万5000円
トリミング費……93万600円
【中型犬】
約330万円(年間21万7716円)
※シングルコートの場合は約395万円(年間26万1276円)

食費……163万6740円
混合ワクチン接種費……10万5600円
ノミ・ダニ・フィラリア予防費……36万9600円
狂犬病ワクチン費……4万5000円
避妊・去勢手術費……3万5000円
トリミング費……110万8800円
【大型犬】
約500万円(年間33万560円)
※シングルコートの場合は約798万円(年間52万8560円)

食費……254万4400円
混合ワクチン接種費……10万5600円
ノミ・ダニ・フィラリア予防費……42万2400円
狂犬病ワクチン費……4万5000円
避妊・去勢手術費……5万円
トリミング費……184万1400円
※ご紹介している金額は、平均寿命(小型犬15才、中型犬13才、大型犬10才)をもとに、岡田先生が独自の計算式に基づき、参考値として算出したものです。
※食費は小型犬が1カ月3kg(5500円)、中型犬6kg(1万1000円)、大型犬13.5kg(2万1200円)のドライフード、混合ワクチン接種費は6種混合ワクチンなど、参考価格から算出しています。
※治療費(医療費)のほか、サークルやトイレなどの初期費用、お迎えにかかる費用を含まない、最低限の金額です。

子犬期にしつけと環境づくり、成犬期に体づくりを重視すれば、愛犬の健康長寿をお金で守れます

愛犬の健康寿命をお金で守りましょう
Tatyana Kalmatsuy/gettyimages
上で紹介した金額には医療費が含まれていません。愛犬の健康寿命を守るには、健康な若いうちから将来を見据えた対策にお金をかけることがポイント。子犬期はしつけや環境づくりを重視することで誤飲・誤食の予防や関節ケアを、成犬期は食事の管理と運動で健康な体組織をつくることで、長期にわたって愛犬の健康をサポートできます。
愛犬の健康長寿のために、価値のあるお金の使い方について、この機会にじっくり考えてみるのもいいですね。
お話を伺った先生/「Pet Life Consulting シンビオーシス」代表 岡田敏宏先生
参考/「いぬのきもち」2023年9月号『愛犬の健康長寿につながるお金の賢い使い方』
文/いぬのきもち編集室
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