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パパとの久しぶりの再会がうれしすぎた!?“ヒコーキ耳”になって全身で感情表現する柴犬の心理を獣医師解説

いぬのきもち獣医師相談室

愛犬の困りごとや悩みについてアドバイスをする、「いぬのきもち」獣医師チームです。豊富なアドバイス経験をもとにした丁寧な情報発信を心がけています。
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飼い主さんとの久しぶりの再会がうれしくてたまらなかったようです。
“ヒコーキ耳”になるつくねちゃん
“ヒコーキ耳”になるつくねちゃん
@shiba.tsukune
こちらはInstagramユーザー@shiba.tsukuneさんの愛犬・つくねちゃん(取材時3才2カ月/柴犬・メス)。両耳をペタンと倒して“ヒコーキ耳”になっていますが、いったい何があったのでしょうか。

飼い主さん:
「飼い主が入院をしていて、この日は約10日ぶりとなる再会でした。久しぶりに会うので慎重に近づいてみたところ、つくねは写真のような表情をしながら出迎えてくれたんです」

飼い主さんと約10日ぶりの再会をしたつくねちゃん

飼い主さんが少しずつ近づくとこの表情に
飼い主さんが少しずつ近づくとこの表情に
@shiba.tsukune
このときのつくねちゃんの様子を動画にもおさめていた飼い主さん。当時の状況を次のように振り返ります。

飼い主さん:
「早く一緒にたわむれたかったのですが、あまりにも愛くるしい表情で見つめてくれるので、時間をかけてケージを開けたことを覚えています。ケージを開けた直後は全身を使って喜びを表現してくれて、入院中の疲れが一気に吹っ飛びました
久しぶりの飼い主さんに大興奮といった様子のつくねちゃん
久しぶりの飼い主さんに大興奮といった様子のつくねちゃん
@shiba.tsukune
飼い主さんが撮影した動画には、ケージから出るとうれしそうにしっぽを振り、飼い主さんに近づくつくねちゃんの姿が。

飼い主さん:
「ふだんは飼い主に対して“ツンツン”していて、こんなふうに気持ちを表現してくれることは少ないので、“デレモード”のつくねに自然と笑みがこぼれました」

久しぶりの再会がうれしかったのは、つくねちゃんだけではなかったようですね。

【獣医師解説】“ヒコーキ耳”になって全身で感情表現する犬の心理とは

別の日 新しい首輪をつけるつくねちゃん
別の日 新しい首輪をつけるつくねちゃん
@shiba.tsukune
ここからは、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生にお話を伺います。

――この日のつくねちゃんのしぐさ・行動から、どのような心理が読み取れますか。

原先生:
「つくねちゃんの“ヒコーキ耳”と“全身での喜びの表現”からは、飼い主さんへの強い愛情と、再会できたことへの心からの喜び、そして深い安心感が読み取れます」

――今回のつくねちゃんのような行動をとる犬の特徴について教えてください。

原先生:
「つくねちゃんのような全身で喜びをあらわす行動は、飼い主さんとの絆が深く、日頃から愛情をたっぷり受けている犬によく見られる傾向があるといえるでしょう」
つくねちゃんの愛らしい様子に、すっかり癒やされてしまいました。
写真提供・取材協力/@shiba.tsukuneさん/Instagram
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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