犬と暮らす
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パパとの久しぶりの再会がうれしすぎた!?“ヒコーキ耳”になって全身で感情表現する柴犬の心理を獣医師解説
いぬのきもち獣医師相談室
飼い主さん:
「飼い主が入院をしていて、この日は約10日ぶりとなる再会でした。久しぶりに会うので慎重に近づいてみたところ、つくねは写真のような表情をしながら出迎えてくれたんです」
飼い主さんと約10日ぶりの再会をしたつくねちゃん
飼い主さん:
「早く一緒にたわむれたかったのですが、あまりにも愛くるしい表情で見つめてくれるので、時間をかけてケージを開けたことを覚えています。ケージを開けた直後は全身を使って喜びを表現してくれて、入院中の疲れが一気に吹っ飛びました」
飼い主さん:
「ふだんは飼い主に対して“ツンツン”していて、こんなふうに気持ちを表現してくれることは少ないので、“デレモード”のつくねに自然と笑みがこぼれました」
久しぶりの再会がうれしかったのは、つくねちゃんだけではなかったようですね。
【獣医師解説】“ヒコーキ耳”になって全身で感情表現する犬の心理とは
――この日のつくねちゃんのしぐさ・行動から、どのような心理が読み取れますか。
原先生:
「つくねちゃんの“ヒコーキ耳”と“全身での喜びの表現”からは、飼い主さんへの強い愛情と、再会できたことへの心からの喜び、そして深い安心感が読み取れます」
――今回のつくねちゃんのような行動をとる犬の特徴について教えてください。
原先生:
「つくねちゃんのような全身で喜びをあらわす行動は、飼い主さんとの絆が深く、日頃から愛情をたっぷり受けている犬によく見られる傾向があるといえるでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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