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犬が冬によく寝るってホント? 冬に犬の睡眠時間が増える理由
そもそも、犬が寒い季節によく寝るというのは本当なのでしょうか?
「冬に犬の睡眠時間が増える理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
Q.犬の睡眠時間はどれくらい?
A:犬の睡眠時間は、健康な成犬で1日あたり12〜15時間程度が目安と考えられていて、子犬やシニア犬はそれよりも長く眠ります。また、犬が寝ている時間の多くは浅い眠りであることも特徴です。
Q.犬が冬によく寝るのは本当? 理由は?
A:犬の睡眠時間が冬に多くなるというのは本当である可能性が高いです。この理由として、寒くなると体温維持のためにエネルギーを温存しようとしたり、日照時間の減少で活動量が減るために睡眠時間が長く感じられると考えられます。
Q.寒い季節に愛犬がずっと寝ていても大丈夫?
A:冬に犬の睡眠時間が長くなるのは自然なことですが、体調不良や関節の痛みから体を動かしたがらない場合もあります。このため、愛犬が起きている時の食欲や排泄時の様子などに変化がないかを観察するとよいでしょう。
Q.冬に愛犬が寝てばかりいるとき、体調変化を見分けるポイントは?
A:愛犬が寝ていても呼んだらすぐに起きるか、食欲や排泄の状態に変化がないかを確認しましょう。急に寝床から動きたがらない、元気がないなど普段の活動性も落ちている場合は体調が悪いサインである可能性があります。
Q.冬に愛犬の寝ている時間が多いとき、気かけるとよいことは?
A:愛犬に暖かい寝床を用意して体を冷やさない環境を作ってあげましょう。また、短い時間でも適度な遊びや散歩で体を動かしたり、コミュニケーションを取ることで刺激を与えてあげるとよいでしょう。
愛犬の体調の様子をみながら寒さ対策を行い、暖かくぐっすり眠れる環境を作ってあげたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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