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散歩中に飼い主を見つめる柴犬にキュン!犬がアイコンタクトで気持ちを伝える理由とは|獣医師解説

飼い主さんに話を聞くと、写真はとある朝の散歩中に撮ったものだそう。当時のエピソードについて、次のように話しています。
「『どっち行く? 決めていいよ?』とお互い譲り合うときや、雨の日の『もう歩きたくない』という意思表示、『お散歩楽しいね!』というポジティブな感情など、ふう太は言葉を話さない分、よく目で“おしゃべり”をして気持ちを伝えてきます。
この日は雨予報が出ていたので短めのコースにしたのですが、ふう太は『ボクはあっちに行きたかったのに……』と伝えたかった様子でした」

紹介した投稿には、共感や反響の声が

飼い主さんは反響があったことについて、次のように話しています。
「『うちの場合は抱っこしろです』『うちの場合はもう歩けないです』などといったコメントも寄せられていて。みなさんがワンちゃんとアイコンタクトを取る光景を想像すると、とてもあたたかい気持ちになりました!」

【獣医師解説】「言いたいことがあるとアイコンタクトしてくる」犬の心理

いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
「飼い主さんがおっしゃるように、ふう太くんは飼い主さんに伝えたいことがあって、立ち止まってアイコンタクトをしてきたのでしょう。
『え、今日はこのコースなの? もうお散歩終わり?』といった、ちょっと不服そうな気持ちが表れているのかなと思います」
犬はどのようなときに飼い主さんにアイコンタクトを送る傾向がある?
「一般的に、犬は下記のような状況や心境のときに飼い主さんにアイコンタクトを送る傾向があるでしょう。
・怖い気持ち、嬉しい気持ち、不安な気持ちなどを飼い主さんに伝えたい、理解してほしいとき
愛犬がアイコンタクトをしてきたら、飼い主さんはしっかりと愛犬の目を見てアイコンタクトを受け止めてあげましょう。
アイコンタクトができるということは、飼い主さんと愛犬の信頼関係がしっかりと築けている証拠でもあります。愛犬が伝えたがっていることを理解してあげるようにして、優しく声をかけたり微笑みかけるなど、リアクションをしてあげるとよいでしょう」
写真提供・取材協力/@fufufufufu_taさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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