1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 冬も対策が必要だった!犬の身近な場所に潜む水・草・虫トラブル

犬と暮らす

UP DATE

冬も対策が必要だった!犬の身近な場所に潜む水・草・虫トラブル

犬の身に起きる冬のトラブルは、乾燥や寒さだけではありません。寒い冬にだって、水場ややっかいな草・虫は、身近な場所に潜んでいるのです。
そんなトラブルの対処法を、獣医師の伊藤正先生に教えていただきました。

急な雨や、夏のノリで遊んで全身がずぶぬれ

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのたびくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ただでさえ寒い冬。ですが、急な雨に降られたり、なかには水遊びが大好きな犬が夏のノリで目の前の池や海に入ったりしてしまうことも。
ぬれた犬の体は風にあたるとさらに冷え、急な冷えから体調を崩したり、ときには低体温症になったりすることもあるといわれています。

ぬれたら即乾かすことを心がけて!

冷えによる免疫力の低下と不調を引き起こさないためにも、ぬれた状態で寒い外に長居するのはNGです。車があれば、暖房を効かせた車内に避難するなどしましょう。その日は早めに帰宅して、ドライヤーでしっかり乾かして体を温めてあげましょう。

草むらを出たら“ひっつき虫”がついていた

フレンチ・ブルドッグのペコちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
果実や種の表面にあるトゲなどでくっついて種を散布する通称“ひっつき虫”は、秋から冬がシーズン。街中でも見られ、犬の毛に絡まると取るのが大変です。

【ひっつき虫の例】
オナモミ、センダングサ、ノギ、など

皮膚に刺さる前にしっかり取り除こう

“ひっつき虫”がとくに怖いのは、皮膚に刺さったときです。イネ科の雑草でどこにでも生えているノギはとくに注意が必要で、刺さるとその形状から皮膚の奥深くへと入っていき、外からは抜けません。ときには全身麻酔で取り除くことも!
足の指の間などに残っていないか、しっかり確認してあげましょう。

暖かい季節についたノミやダニが再発した

柴のこむぎちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ノミやダニのおもな活動時期は4~11月ですが、昨今は一年を通して発生しているといわれています。シーズン中についたノミやダニが卵を産み、家の中に落ちた卵が暖房の効いた室内で孵化して再びトラブルを起こすことも。
犬に皮膚トラブルを引き起こすほか、人がマダニにかまれることで感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などの心配もあるため、ノミやマダニは怖い存在です。

四季を通して対策を!

昨今は、予防薬を用いて一年を通して予防することが理想とされています。

SFTSは全国に拡大

マダニを媒介して感染するSFTSは、おもな症状として発熱や倦怠感、消化器症状を引き起こし、重症化すると死に至ることもある怖い感染症です。2025年は関東や北海道でも感染者が報告され、全国へと広がりを見せています。
冬だからといって、まったく危険がないわけではない水・草・虫のトラブル。冬ならではの危険を理解して、愛犬の健康を守る対策をしていきましょう。
お話を伺った先生/伊藤正先生(獣医師 「パル動物病院」院長 公益社団法人東京都獣医師会杉並支部支部長)
参考/「いぬのきもち」2026年1月号『リアルに起きうるヒヤリな危険 冬トラブル注意報』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る