犬用グッズ、愛犬のお手入れ、しつけなど、犬との生活に欠かせないもの。そんな犬まわりのものをさまざまな理由でやめた結果、大変な目にあってしまった「いぬのきもち」読者の体験談を集めました。愛玩動物看護師、ペット共生住宅管理士など、ペットに関する多数の資格を持つ岡田敏宏先生のアドバイスもご紹介します。
薄汚れたのでフローリングのマットをやめたら膝蓋骨脱臼が判明しました
「足腰が弱った先住犬がフローリングで滑ったのを機にマットを敷きましたが、先住犬が亡くなり、マットも汚れていたので撤去。そんなある日、帰宅すると愛犬の様子がおかしく、受診して膝蓋骨脱臼が判明。フローリングが原因かははっきりしませんでしたが、すぐにマットを買って敷きました」(三重県 C.Y.さん)
イラスト/藤井昌子
見守りカメラをやめたら、留守番時の様子がわからず不安になって後悔
「以前は留守番させることが多く、見守りカメラを使っていました。ただ、機器のトラブルが多かったことと、生活スタイルが変わって留守番がほとんどなくなったこともありやめました。ですが、たまの留守番時に様子が確認できないとそわそわ落ち着かないです」(島根県 M.T.さん)
吸収力の高いトイレシーツをやめたら掃除が大変に!
「以前、トイレシーツの交換を忘れたら、別の場所でしてしまった経験から、少量でもオシッコの跡があればシーツを交換していました。ふと、それなら吸収力にこだわらなくてもいいのではと厚手タイプをやめて薄手に。すると、オシッコを吸いきれず、愛犬がペタペタと踏んでしまい、周囲が悲惨なことに!」(福岡県 A.S.さん)
イラスト/藤井昌子
「健康のための必需品や暮らしやすくするグッズはやめたくないですね」
愛犬との暮らしのなかで、手放せないほど使い勝手のいいグッズもあるはず。そんなグッズはやめないで使い続けていきたいですね。でも、「あえて替え、使用感の差を感じることで、よりいいものと出会えたり、既存のものが一番だとわかるきっかけにもなりますよ」と岡田先生。
【グッズ選びの心得1】求める機能をあきらめない
飼い主さんが求める機能(トイレシーツの吸収力、歯石がつきにくいなどドッグフードの付加価値)は、あきらめないほうがいいです。コスト面からあきらめるとタイパが悪くなり非効率的になりがちに。
【グッズ選びの心得2】ドッグイベントなどでプロに相談してみる
ドッグイベントでは、出店しているメーカーの担当者から説明を聞けたり、製品の実演を見ることができたりします。メーカーの方の説明に納得して買うと、後悔することは少ないようです。
【グッズ選びの心得3】ほかのアイテムを加えて機能性を高める
たとえば、薄手のトイレシーツをメッシュつきトイレトレー(シーツとメッシュの間に空間があるもの)と併用したり、洗浄力が落ちるシャンプー剤はクレンジング剤を併用するなど、工夫次第で上手に使えます。
読者のやめて後悔した体験談をご紹介しました。グッズ選びの際は、岡田先生のアドバイスも参考にしてみてくださいね。
お話を伺った先生/しつけ教室「Pet Life Consulting シンビオーシス」代表 岡田敏宏先生
参考/「いぬのきもち」2026年1月号『みんなのやめて後悔したもの』
イラスト/藤井昌子
文/伊藤亜希子