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犬の目・耳・鼻などの感覚器でかかりやすい病気は?人との違いも踏まえて解説

人と犬では食性も体の構造も異なります。人と違って構造的にかかりやすかったり、飼い主さんが気づきにくい病気もあります。今回は耳や目などの感覚器で、犬にかかりやすい病気について日本獣医生命科学大学獣医解剖学研究室准教授の大塚裕忠先生に伺いました。

外耳道がL字状だから耳そうじで外耳炎に

きょとんと首をかしげる愛らしい犬
Photo by Getty Images
犬の外耳道は人より長く、L字状になっているため、無理な耳そうじをすると傷つけるおそれが。さらに犬は耳のpHが弱アルカリ性(人は弱酸性)で細菌が繁殖しやすく、垂れ耳の犬は湿度が上がりやすいため外耳炎に注意。

犬には鼻毛がないから鼻血は病気の可能性が高い

うるうる瞳の小型犬
Photo by Getty Images
人の鼻の入り口周辺の部位(鼻前庭)は皮膚におおわれていますが、犬は粘膜におおわれ、鼻毛も生えていないため鼻
血を出すことはまれといわれています。そのため犬が鼻血を出した場合は腫瘍病気の可能性が。

目が大きいから逆さまつげも多い!?

抱っこされる小型犬
Photo by Getty Images
逆さまつげは、本来外側に向くはずのまつげが内側に向き、眼球を傷つけやすくなっている状態のことです。人では子どもや高齢者がなりやすいといわれますが、シー・ズーなど目が大きい短頭種はとくになりやすく、要注意。

人とは唾液のpHが違うから歯石が たまりやすく歯周病になりやすい

大きな口を開けて笑顔の大型犬
Photo by Getty Images
人の口腔内のpHは弱酸性ですが犬はアルカリ性で、虫歯にはなりにくいものの歯垢が結晶化して歯石になりやすく、歯周病になりやすいといわれています。歯周病の原因菌は繁殖しやすく、血管を通って全身に広がると心疾患を引き起こすことも。
人と犬の体にはたくさんの違いがありますが、違いを理解して寄り添うことで日々の健康管理に役立てられます。確認してみてくださいね。
お話を伺った先生/大塚裕忠先生(日本獣医生命科学大学獣医解剖学研究室准教授 昭和医科大学兼任講師 博士(歯学))
参考/「いぬのきもち」2026年6月号『人と違う体のしくみとかかりやすい病気』
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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