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慎重だけど怖がり過ぎ! 「ビビり犬」と上手に暮らすには

慎重な性格であるはいいことですが、何事にも恐怖心をいだきすぎてしまう場合は少し心配です。ここでは、そんなビビりな性格の犬のいいところ・注意点や、ビビりな性格にしてしまう育て方、状況別の対処法をご紹介します!

ビビりな性格の犬のいいところ&注意点

ビビりなポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
小さな物音に反応してしまうのは、動物としての感覚が優れいる証拠です。また、ビビりな性格ゆえに大胆な行動にはめったに出ないので、ご家庭やコミュニティでトラブルを起こしにくいのは褒めてあげたいポイントです。

一方で、不安な気持ちを打ち消そうと、吠えたり興奮したりするなど問題行動を起こしやすくなります。また、知らない物事にビクビクしてストレスを抱えてやすいため、ストレスからくる体の不調には注意してあげましょう。

どうしてビビりな性格の犬に育つの?対処法は?

仲良し親子のミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
初めて聞く大きな音や物には恐怖心を抱きやすいので、好奇心が旺盛な子犬期にいろいろな経験をしていない犬はビビりな犬になりやすい傾向があります。愛犬をビビり犬にさせたくない場合は、1才くらいまでに積極的に外に連れ出して社会化させてあげるとよいでしょう。

また、体の変化などからシニア期に入って、ビビりになってしまう犬もいます。この場合、犬にとって一番信頼できる飼い主さんがおおらかな気持ちで「大丈夫よ」「落ち着いて」とポジティブな声を掛けて、安心させてあげるように心がけましょう。

こんな状況になったら、どう対処すればいい?

掃除機が怖いトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

雷や花火の音にビクッとして隠れようとする

吠えていないのであれば、おやつで気を紛らわせてあげるといいでしょう。同時に耳を軽くふさぐように触ると、苦手な音が聞こえにくくなります。さらに窓やカーテンを閉めて、聞きなれたTVの音に変えてあげると、愛犬も安心するはずです。

散歩中にほかの犬が近づいて来ると怯える

無理やり近づけようとすると恐怖心をあおるだけなので、ほか犬が近づいてきたら、離れる方向に誘導してあげてください。また、ほかの犬に動じない犬に育てたいなら、遠く離れた場所でおやつを与えながらほかの犬を眺めてみると、徐々にほかの犬との距離を縮めていけるでしょう。

動物病院やサロンが苦手で連れて行くときに抵抗する

動物病院やトリミングサロンが苦手な犬は多いです。注射や診察のときにしか動物病院へ行かないと、ますます苦手な場所になってしまうことも。散歩のついでに立ち寄ったり、スタッフにおやつを与えてもらったりすると、このような苦手な場所に対して、ポジティブな気持ちが持てるようになるでしょう。
犬にも個性があるので恐怖心の抱き方はさまざまですが、知らないものに対して警戒する気持ちがあることは悪いことではありません。ただ、愛犬がストレスを感じているような場合は、ストレスを感じにくくする工夫をしてあげるとが大切です。
ビビりな性格とうまく付き合って、愛犬との暮らしを楽しんでくださいね!
参考/「いぬのきもち」2016年12月号『愛犬の年代や個性に合わせたお世話を紹介!性格TOP5別イイコになる育て方』(監修:ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士 日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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