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生後2カ月の子犬が留守番をするときの工夫

生後2カ月の子犬が留守番をするときの工夫

ペットとの関係は、それぞれの家庭で異なるものですが、どうしても子犬に留守番をしてもらわなくてはという時はあるものです。
普段から、短時間の留守番の練習をするなどして準備するとともに安全に過ごすことができる環境について考えましょう。

子犬専用スペースを作ろう

子犬を迎え入れる時から、子犬専用のスペースは用意しておきたいものです。
子犬にとって、大切なしつけや体調管理の面からも専用のスペースを作り、トイレやベッド、食事と分けておくことは大切なものです。
また、お留守番をさせる時もこのスペースは安心して目を離せる場所につながります。

子犬がやってきてすぐに行いたいことのひとつにトイレトレーニングがあります。家庭によって異なりますが、ペットシーツで排泄できるようにしつけをすることで、外出時も排泄に困らず過ごすことができます。
また、寝る時や、休憩する時、自分が安心して過ごす場所は「ハウス」であることを教えてあげることも大切なしつけです。

特に生後2か月の子犬は、興味のままにお部屋の中を探検し、疲れて寝てしまうこともあります。
サークルの中で子犬が過ごすことができれば、外出時もお部屋の中での事故や誤飲などの危険を防ぐことができます。子犬が動ける範囲を制限するようにしましょう。

子犬の生活ペースを把握しよう

子犬にお留守番をさせるにあたって、生活ペースを把握し、リズムが狂わないように管理することも大切です。
子犬にとって、食事と運動、そして睡眠はとても大切なものです。
遊びの時間、排泄、睡眠など、子犬が一日の中で、どんなペースで過ごすのかをまずはしっかり把握するようにしましょう。

長時間のお留守番であれば、途中で知り合いや専門のペットシッターさんなどに子犬のお世話を頼むということもよいでしょう。
お留守番時間が長いことによって、さみしさなどから体調不良を起こしてしまうこともあります。
ごはんやトイレのお世話などを含めて、子犬の生活ペースが崩れないようにお留守番させる時間を調整することも大切です。

子犬をお留守番させる場合は、季節にあわせた注意も必要になります。
特に夏のお留守番で一番注意したいことと言えば、熱中症対策です。また、冬は、体の冷えや感染症に十分注意しなくてはいけません。エアコンを使って室温湿度の管理を行うようにしましょう。

お留守番中の工夫

突然、長時間のお留守番をさせることは、子犬にとって精神的にも大きな負担になり、体調を崩す原因になってしまいます。
中には、分離不安となって、パニック状態になってしまう場合もありますので、まずは短時間のお留守番から少しずつ慣らしていくようにしましょう。
誰かにお世話をお願いする場合は、見知らぬ人にも慣らしておく必要があります。お留守番ができるように、日頃から準備しておき、短時間からお留守番のトレーニングを行うことも重要なのです。

お留守番の時、食欲が落ちてきている場合は、ウェットタイプの物を与えてみるなど、水分と栄養素を取り込める食事内容にしてあげるとよいでしょう。
ウェットタイプは嗜好性も高いので、お留守番のストレス解消にもつながります。

ただし、夏のドッグフードはとても傷みやすいものです。お世話をお願いする人にお願いするなどして、一度に食べきらない場合は、片づけるようにしましょう。

愛犬の留守番の時などにも使えるコングはおもちゃとしても便利ですので、成長にあわせて選んでみることもよいでしょう。
噛んでよいおもちゃとして、コングを与えることはストレス発散にもつながります。

また、知育玩具なども、愛犬が夢中になるおもちゃです。
長い時間をかけて、遊べるようなおもちゃを選ぶことでお留守番時のストレスを少しでも軽くできるようにしましょう。

まとめ

子犬に留守番をさせる場合は、体調を見極め心配なことがあればかかりつけの獣医師に相談するなど、事前に体調チェックをしておきましょう。
その上で、安全に過ごすことができるよう愛犬用のスペースを整え、お留守番が長時間にならないように調整するようにしましょう。

文/ペットシッター 山川歩夏
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