犬と暮らす
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みんながリラックスできる暮らしに vol.1【いぬねこ宅の幸せスタイル】
vol.1 みんながリラックスできる暮らしに
ピンクちゃん宅の間取り図
稲村ケ崎の高台へ
稲村ケ崎の高台へ 鎌倉の山並みに囲まれな
犬たちと暮らすために
「犬たちのためにも一軒家に、そして住むなら以前から住みたかった鎌倉エリアにと決めていました。以前は車の通りの多い場所でマンション暮らしをしていたこともあって、車が通るたびに犬たちが吠えたり、部屋も仕切られて自由に走りまわれなかったので、ストレスを抱えていたように思えて」
そう敦さんが話すように、先住犬だったヴィッキーはアクティブで元気いっぱいなオスのビーグル犬、ピンクちゃんはおっとり臆病な性格と、以前の住まいではそれぞれにちょっぴり窮屈な思いをしていたところもあったようです。
「でもここに移ってからは、ほんとうに犬たちも嬉しそうで」
ストレスフリーな日々
そう話すのは登美子さん。
「車が通らないこともあると思いますが、リラックスした表情になったと思います。でもそれはわたしたちも一緒で、ほんとうにリラックスできるようになりました。ストレスフリーですね。時間のたちかたが違うんです。以前は時間に追われるように暮らしていたのに、ここに引っ越してきてから気持ちに余裕が生まれたというか。暮らし方は変わらないはずなのに、時間がゆっくり流れている気がします」
稲村ケ崎の新しい住まいが、ピンクちゃんだけでなく、九島さん夫婦にとっても幸せな時間を呼び込んでくれたようですね。
ピンクちゃんの顔つきが変わった!
「これはうちで保護した頃のピンクなんです。表情が険しいでしょう? ピンクも先住犬のヴィッキーも里親募集をしていたかたを通じて家族に迎えたんですが、はじめは車に乗せて出かけるときも緊張していたみたいで」
「ケージに入れて出かけると、ケージの中がびっしょりになっているんです。はじめはおしっこかな、と思っていたんですが、ケージに入れて車で移動するたびだし、量が多いので動物病院で確認したら、どうやら緊張によるヨダレだったようで。緊張してそれだけのヨダレを垂らすなんて、以前よほど怖い思いをしたのかとかわいそうになって。
それからは、移動するときはケージに入れず、抱っこして安心させてあげるようにしたら、1年ぐらいたってヨダレを垂らさなくなりました」
緊張のヨダレを垂らさなくなるほど、九島さん夫婦からたっぷり愛情を注がれてきたピンクちゃん。稲村ケ崎に引っ越して3年もたった今は、こうして他人が住居におじゃましてるのにも関わらず、完全なる脱力モードです。
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