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飼い主の歯磨きは“寝る前の合図”? ぬいぐるみを寝室に運んで待つゴールデンの心理|獣医師解説
歯磨きが始まると、ぬいぐるみをくわえて寝室へ
飼い主さんに話を聞くと、「これは寝る前の一コマ」とのこと。いなりくんは、歯磨きが始まるとダダダッ……と2階へ駆け上がり、寝室に先回り。お友達のぬいぐるみをくわえて、“何食わぬ顔”で飼い主さんのベッドを占領しているといいます。
子犬のころから見られる行動
こうした毎日の積み重ねからか、いなりくんは「飼い主さんが歯磨きを始める=2階の寝室で寝る」という流れを理解している様子なのだとか。
「それがわかるようになってから、いなりは寝るときにいつもたくさんのぬいぐるみのお友達の中から『今日はこれ!』と自分で決めて、寝室に持っていくようになりました。
そのたびに、『いいチョイスだねぇ!』『センスがあるねぇ!』とリアクションしていたら、いなりは先回りして布団の上で“リアクション待ち”をするようになったんです。
しっぽを振ったり嬉しそうにするわけでもなく、『ボク、お友達持ってきてるけど?』と当たり前のような顔をしてスンッとしつつ、横目でチラチラと反応をうかがっていて。これは反応してほしいやつだな、と思いました」
【獣医師解説】飼い主さんが歯磨きを始めると、ぬいぐるみを寝室に運ぶ犬の心理
この行動からは、どのような心理が読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。
「いなりくんは歯磨きを“寝る前の合図”と理解し、大好きなぬいぐるみと一緒に飼い主さんを待っているのでしょう。甘えたい気持ちや、自分のお気に入りの場所を確保して安心したいという心理が働いていると考えられます。
このような行動は、賢く観察力が鋭い犬や、日々の規則正しい生活を好む繊細な性格の犬に見られやすい傾向があるでしょう。
自分なりの決まりごとをこなすことで安心感を得たり、飼い主さんとのつながりを確認したりしているのかもしれません」
写真提供・取材協力/@Oinari_Inariさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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