犬と暮らす
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お店は愛犬と共に過ごす第2の我が家 vol.1 【いぬねこ宅の幸せスタイル】
vol.1 お店は愛犬と共に過ごす第2の我が家
暮らしているような感覚でお店を・・・
「いらっしゃいませ!」と迎えてくれたのは、店主の俵森朋子さん。そして、愛犬のナジャとコボ。葉山町で10年間続いたお店を閉めて、こちらに移転して7カ月が経ったところだそう。
個人的な感覚だけれど、この環境は静かに暮らすのに最適。お店だなんて少しびっくりです。俵森さんにそれを伝えると、笑いながら「そうですよね。私もそう思いました。でも、この物件にひと目惚れしてしまって。いろいろ考え悩みました。でも、私がやりたかったのは、人と犬や猫が心地よく暮らすために、グッズやアイディアを提案するお店。ならば、暮らしているようにお店をしてもいいかな、と思ったんです」
距離は離れていても
「仕事とプライベートの空間を分けたくて、お店と自宅を離しました。葉山のお店を閉めたのもその理由が大きくて。以前は1階がお店で、2~3階が住居だったんですよ。時間的に大変なところもありますが、気分も切り替えられるし、今のスタイルも気に入っています」と俵森さん。クルマ通勤に犬たちもすっかり慣れたそう。
距離は離れているけれど、「自宅」と「お店」という区切りはなくて、「自宅の延長にたまたまお店」のような感覚。自宅とお店のテイストや雰囲気もあまり変わることなく、「犬たちの戸惑いもない」とのこと。
フェルトや毛糸で作るドッググッズの著書も多い俵森さん。お店でワークショップも
毎朝お店に到着すると、犬たちは嬉しそうに階段を一気に駆け登る。ドアを開けると、 ナジャは俵森さんの後をついて来て、店内や商品をチェックしたりとスタッフさながら。一方、コボはPCチェック? 定位置に落ち着いています。それぞれに役割分担ができているみたい。いいチームワークだなぁ!
常連のお客さま犬ともみんな仲よし。とはいえ、犬たちの関係も「顔見知り」「まあまあ仲よし」「大好き」と何段階かに別れているようで、「大好き」な犬が来たときは、本当に嬉しそうにじゃれ合ったり。気が向けは店内をパトロールして、疲れたら昼寝。ナジャとコボにとってもお店番は自由で楽しい時間のよう。
「でも、ちょっと困ってることがあって」と俵森さん。聞くと「コボにテリトリー意識が芽生えてしまったようで、お客さまにまで吠えてしまうことがある」と。それだけコボには、お店が我が家に思えてるということなの? リラックスして、お店で過ごす時間が気に入ってるということなんだね。でも、コボさん、お客さまは歓迎しなくちゃ!
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