犬と暮らす
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オオカミと比べてわかる犬のこと
オオカミと比べてわかる犬のこと
この中から今回は、“幸せホルモンの分泌”と“視線による情報伝達”の2つのトピックスについてご紹介します。
オオカミと人との間には出ないのに、犬対人だと“幸せホルモン”が分泌される……!
ストレスを緩和し、幸せな気分をもたらすホルモンともいわれていますが、人と犬とが見つめ合うことで、両者にこのホルモンが分泌されることが、麻布大学などの研究でわかりました。
一方でオオカミと人では、同じことを試しても分泌されないこともわかっています。
見つめ合うだけで幸せな気分になれるとは、いかに人と犬がお互いにとって大切な存在なのかの証明ともいえますね。
オオカミも犬も、視線でコミュニケーションをとる……!
その関係を確認する一手段が視線で、優位のオオカミは相手をじっと見つめ、劣位のオオカミは目をそらすことで、それぞれ「自分は上」「自分は下」と意思伝達します。
犬の場合は、おねだりするときに人を見つめることがあります。また何かを期待して、人の目の動きと行動を注視します。
つまり犬は、人に視線を送ったり、人の視線を読むことで、人とコミュニケ—ションを図っているといえます。
このほかにも「いぬのきもち」2016年11月号「オオカミと比べてわかる犬のこと」では、そのほかにもオオカミと比べることでわかった犬の生態について紹介しています。
犬の生態を知ることで、愛犬との関係性づくりにぜひ役立ててくださいね!
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