犬と暮らす
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元気だったのになぜ…犬が急に具合が悪くなってしまう原因は
犬が突然具合が悪くなる原因には、どのようなことが考えられるのか。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
昨日まで元気だった犬が、急に元気がなくなる原因
ここでは、よくある原因の事例として4つ紹介します。
原因1:異物の誤飲による腸閉塞や急性中毒
原因2:熱中症
原因3:痛みなどが伴っている場合
原因4:もともと病気をもっていた場合
「もともと心臓の病気を患っている犬で、そこから肺に水が溜まってしまい、『肺水腫』になってしまった」
「腹腔内に腫瘤があって、突然破裂して腹腔内で出血した」
など。
一刻を争う可能性がある犬の症状例
状況にもよりますが、たとえば……
- 荒い息
- 大量のよだれ
- 苦しそうな呼吸
- 意識が混濁している
- 頻繁な嘔吐や下痢
- 足腰が立たない
- 横になったまま動けない
などといった症状は、異変のサイン。こうした様子を見ると、犬がいつもと違う状態で具合が悪いと、飼い主さんも感じられるでしょう。
愛犬の具合が悪そうなときの飼い主さんの対応
もし誤飲をしたのであれば、具体的になにを飲み込んでしまったのか、それが明らかであれば把握しておくことが大切に。
また、どのような状況で元気がなくなったのかも、動物病院で伝えるようにしましょう。
明らかに愛犬が具合が悪そうなときは、様子を見るのではなく、できるだけ早く動物病院へ行くようにしましょう。
取材・文/Honoka
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