「たかが振り向き、されど振り向き」　保護犬が散歩中に見せた成長の瞬間にジーンとする

愛犬の成長に、日々喜びを実感している飼い主さんも多いことでしょう。

こちらは、Twitterユーザー@haru0119hさんの愛犬・ハルくん（取材当時5才）。飼い主さんはハルくんとのお散歩中に、とても嬉しい出来事があったのだとか。

それは、飼い主さんがスタスタと歩くハルくんに向かって、「ハル！」と名前を呼んでみたときのこと。

名前を呼ぶと、たまに振り向いてくれるように

名前を呼ばれて、ハルくんは「ん？」と振り向いてくれたのです！

この頃からハルくんは、散歩中に名前を呼ぶとたまに振り向いてくれるようになったのだとか。飼い主さんは、「たかが振り向き　されど振り向き　一年かかったよ」と、ハルくんと向き合ってきた日々を振り返っています。

ハルくんは、昨年保護団体から迎えたコ

飼い主さんにお話を伺うと、ハルくんは昨年に保護団体から迎えたコなのだそうです。

最初の頃のお散歩では、ハルくんはとにかく引っ張りグセが強く、飼い主さんの声が届いていない様子だったといいます。ハルくんが振り向いてくれたときのことについて、飼い主さんはこのように思いを話していました。

飼い主さん：
「今思うと、ハルは新しい場所、環境、新しいニオイに興奮していたんだろうなと思っています。

散歩中に名前を呼びながらおやつをあげたりしていたのですが、名前を呼んでハルが振り向いてくれたときには、ものすごく嬉しかったことを覚えています」

周りから見たら小さな変化かもしれないけれど、ハルくんと飼い主さんにとってはとても大きな変化で、成長を実感した出来事だったそうです。

散歩中、名前を呼ぶとたまに振り向いてくれるようになりやした😭
たかが振り向き
されど振り向き
一年かかったよ☺️ pic.twitter.com/uWoWlm2iDh
— ハル🐶白い犬 (@haru0119h) March 6, 2022

ハルくんらしくいられるように、成長を見守る日々

最初はすべてに警戒している様子だったというハルくん。飼い主さんご家族が触ろうとすると、ビクッとしたり唸ったりしていたそう。飼い主さんは「今思えば、怖かったんだろうなと思う」と、当時を振り返ります。

飼い主さん：
「急に違う家へ連れてこられたのですから、当然ですよね。ハルの性格が少しずつわかってからは、『嫌がることはなるべくしない。楽しんでいるときは一緒に楽しむ。要求に応えてあげる』ということを大切にしています」

普段はとてもドライな性格のハルくん。ご家族が「おいでー」と言っても、無視することがほとんどなのだとか。

でも、朝起きれば「おはよう！」と飛びついて甘えてくれたり、帰宅すれば「おかえり！」としっぽを振って体をすり寄せてくれるのだそうです。

また、ハルくんに「散歩行く？」「お水飲んでおいで」と言うとすぐ飲みに行ったりと、素直な一面もあるといいます。