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気づかいの違い【穴澤賢の犬のはなし】

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気づかいの違い

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犬も年齢を重ねるにつれ、人に対する気づかいを見せるようになる。その違いがわかるいい例を紹介してみたい。

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わが家の犬たちは、なぜかパペットに対してすごく「燃える」。パペットを付けると途端に目の色を変えて闘いを挑んでくるのだ。おそらく「敵」だと認識しているのだろう。とはいえ、本気で噛みついてくることはなく、あくまでも遊びの範疇であることは理解しているらしい。

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しかし「敵」の腕や耳をもぎ取ることに闘志を燃やし、すぐにズタボロにされるのでパペットが長持ちすることはない。それでも安いパペットを見つけるとついつい買ってしまい、よくいっしょに遊んでいる。たいていは私が2つのパペットを両手につけ、右手は大吉、左手は福助というように同時に闘う。ときどき入れ替わってぐちゃぐちゃになったりするが、基本は右と左で「1対1」の勝負となる。

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大吉も福助も、まず私の腕を前足でしっかりホールドして、パペットの頭を攻撃しようとするのだが、ここでそれぞれの人に対する気づかいの違いが如実に現れる。大吉は「敵」だと想定しつつも、その下には人間の腕があることはちゃんとわかっているので、腕をホールドするときにはきちんと加減している。

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対して、福助は完全に「敵」に夢中なので、ホールドするとき力も全力だから、爪でスリ傷ができたりする。それはそれで人を攻撃しようとしているわけではないので別にいいのだが、少し遊んだだけで左の腕がスリ傷だらけになることもある。対して、大吉側の右手はまったくの無傷。

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そういう違いを見ると、大吉は賢くて優しくてえらいなぁと思うのだ。そして、今はまだバカ丸出しで気づかいを知らない福助も、成長するにつれ、変わっていくのだろう。バカなままかもしれないが。

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