犬が好き
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第一印象はおとなしかった子犬、家に迎えたらまるで“別犬”に!? 大物感を感じる行動にもほっこり

こちらの写真は、生後約2カ月のオルカちゃんを家族に迎えた日の様子です。「今日からここがあなたの家ですよ」と、家に着いてオルカちゃんを自由に歩かせていたときに撮ったものなのだとか。
飼い主さんに話を聞くと、オルカちゃんは様子をうかがっていたのか、このときまでは「わりとおとなしめ」だったそうですが、ごはんを用意すると…
まるで“別犬”に!?

そんなオルカちゃんを見て、飼い主さんは思わず笑ってしまったと話します。
「とりあえずおなかが空いているだろうから、ごはんを用意してあげることにしました。でも、慣れない環境だし『食べてくれるかな?』と飼い主はドキドキしていたのですが、そんな心配はいりませんでした。
オルカの顔つきが別犬のように変わったので、『おや? だいぶ気が強いのでは…?』と思いましたね(笑)」
大物すぎる…?

2年後の現在は

飼い主さんのもとで健やかに成長していったオルカちゃんは、これまでどのような日々を過ごしてきたのでしょうか。いぬのきもちWEB MAGAZINEは、飼い主さんにもう少しお話を聞いてみることに。
オルカちゃんとは「運命の出会い」だった

出会ったときのオルカちゃんは、同部屋の柴犬とじゃれ合っていた際に飛ばされていたそうで、飼い主さんは「強く生きろよ!」と遠巻きに見守っていたのだとか。
しかし、オルカちゃんのことが気になって頭から離れず、オルカちゃんを抱っこさせてもらうことに。このとき、「これが運命の出会いってやつか」と感じてしまったといいます。
「もともと動物好きで犬と暮らしたいという願望はありましたが、自分にお世話ができるだろうかと思い悩んでは諦めるの繰り返しでした。
オルカを迎える際も、『このコを終生幸せにできるのか?』とすごく悩みましたが、『この機会を逃したら後悔する』という思いが強く、オルカをお迎えする覚悟を決めたんです」
のんびり屋でおとなしいコかと思いきや…かなりのおてんば娘だった!
暴れるときも全力だったそうで、飼い主さんは「おてんば娘を通り越して暴君でした(笑)」と、当時を振り返ります。

「なにか要求があるとき、オルカはたまらなく可愛いポージングで見上げてきたりするので、『ワンコでも女子なんだなぁ』と感心してしまうことがあります」
「たとえば、おやつなどがほしいときに『ねぇねぇ』とおねだりをしてくるのですが、飼い主がスルーしていると、オルカは飼い主の体に片足を乗せ、次はもう片方の足を乗せ…それでもダメだと、両足の上にあごを乗せて上目遣いで見つめてくるんです。
あざとさは日に日にレベルアップしていて、飼い主は己の中での葛藤と戦っていますね(笑)」
これまでの日々を振り返り、今思うことは
「当初は『オルカを娘として立派に育て上げるぞ』と思っていましたが、助けられ励まされているのは私のほうでした。
オルカのおかげで四季折々いろいろなところに出かけるようになりましたし、Twitter上でも地元でも、飼い主さんやワンちゃんと出会うことができ、交友関係も広がりました。オルカが導いてくれているんだなぁと思うと、感謝の気持ちしかないです」
「この先もいろいろなことが起きると思いますが、お互いに寄り添って生きていけたらと思っています。そして願わくば、オルカが『ママと暮らせて楽しかったよ』と思える犬生を過ごしてくれたらと思います」
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