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保護犬の譲渡会で運命の出会い、そして家族に! 小さかった2頭の子犬の「成長した姿」に喜びを実感
クーちゃんとボーくんとの「出会いのエピソード」を飼い主さんに聞きました。
クーちゃん、ボーくんとの出会い
「お迎えするコは会ってから決めよう」と思っていたご家族ですが、譲渡会当日の朝にクーちゃんとボーくんの写真が新しく掲載されており、写真を見て2頭のことが気になってしまったといいます。
当初は、「お迎えするなら1頭」と思っていたご家族でしたが、飼い主さんは「薄茶のコ(クーちゃん)」、飼い主さんのお母さんは「白茶のコ(ボーくん)」と、意見が分かれてしまったのだとか。
「譲渡会のボランティアさんに話を聞くと、クーちゃんには合わせて5頭のきょうだい犬がいるとのことでした。
クーちゃんの性格上、1頭だと分離不安症になる恐れがあるかもしれないということで、『きょうだい犬を一緒に迎えてはどうですか?』という提案をしていただいて。そこで連れて来られたのが、まさかのボーくんだったんです」
「2頭はとても小さくて可愛くて、抱っこしたときに小さな体でしっぽを振ってくれたんです。その様子を見たとき、『なんて可愛いんだろう。このコたちを守り、大事に育てていこう』と決めました」
2頭を迎えてからのこと
「夜はなかなか寝てくれなかったり、朝は毎日4時に起こしてきたりで、寝不足の日々が続きました。2頭の姿を見ていて、『親やほかのきょうだいが恋しいのだろうな』と感じていました」
また、2頭は日々のトイレトレーニングも頑張ってくれたといい、一緒に暮らし始めて3カ月ほどが経過すると、2頭ともトイレを完璧にマスターしてくれたのだといいます。
「トイレが完全にできるようになってから、2頭と一緒のお布団で寝るようになりました。これまで一度もお布団の上で失敗されたことはなく、とてもおりこうさんです。クーちゃんとボーくんと一緒のお布団で眠る毎日は、とても幸せですね」
2頭との出会いを振り返り、今思うことは
生後7カ月の今では体も大きく成長し、見た目はすっかりおとなの犬に近づきつつあります。2頭はどのような性格のコなのでしょうか。
「クーちゃんは“おてんば娘”で運動神経も良くて、ボーくんに負けたことがありません。いろいろなことに興味津々で、気になったらどんどん近づいていくタイプです。犬も人も大好きなコです。
一方のボーくんは、ビビりで慎重なコ。運動神経もちょっと鈍くて、おっとりしています。犬が大好きで、初めての人と会うのはちょっと怖いようですが、今は『しっかり男のコだなぁ』と思うような頼もしい一面が見られるようになってきています」
「最近はドッグランにも行き、2頭はいろいろなワンちゃんや人と出会っています。ワンちゃんによって遊び方を変えたりしていて、とてもおとなになり、優しい一面に感動しています」
「これからもクーちゃんとボーくんをいろいろな場所に連れて行ってあげたいですし、いろいろな景色を見せてあげたいです。クーちゃんとボーくんと1秒でも長くいられるように、一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っています」
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