犬が好き
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おやつがほしくてブスッとした表情をする保護犬 直後に見せた「可愛らしいアピール」にキュンとする!
「おやつくれ」のアピールが可愛い
どのような状況だったの?
この日、夕食は完食したものの朝食は残していたため、時間を空けてノーズワークマットやおもちゃを使用してフードを食べてもらうことにしたのだそうです。
すると、小次郎くんの食欲がすごく、ノーズワーク後もおやつを要求してきたのだそう。動画は、そのときの様子だったといいます。
「あまり食べすぎると吐いてしまうので、おやつを1個だけあげたのですが、小次郎は満足できなかったようです。
膝にあご乗せして甘えてきたり、前足でちょいちょい突っついてきたりしていましたが、あげずにいたらあのように猛アピールしてきたんです」
「一生懸命前足をあげる姿が可愛いのに、ふて腐れたような表情をしていたので、思わず笑ってしまいました。なかなかおやつがもらえなくて、どんどん雑になっていく様子もおもしろかったですね」
おやつ欲しいこじが可愛すぎるから見て欲しい!
— みかみと保護犬小次郎 (@mika_Jimmy) January 4, 2023
※音量注意
※みかみの声注意 pic.twitter.com/pWBvOYUnw0
小次郎くんとの出会い
そして、お迎えするコを探すために、愛護センターのホームページを見ていたときのことです。飼い主さんのご主人は、“隈”のような模様が特徴的な小次郎くん(当時の名前はコウちゃん)のことが気になって仕方がなかったのだとか。
飼い主さんたちはすぐに連絡をとり、小次郎くんに会いに行くことを決めたといいます。
「施設の方の話によると、小次郎は元野犬だったそうです。生後推定4カ月の小次郎の第一印象は、非常に怖がりで警戒心が強いコ。震える姿があまりにも可哀想で、正直『わぁ! 可愛い!』と思える状態ではありませんでした」
「主人が犬を迎えるのが初めてだったので、小次郎に会ってみて育てられる自信がないようだったら、人馴れしているコをお迎えすることも考えていました。
しかし、主人が『このコを育ててみたい』と言ってくれたので、3回目の対面のときにお迎えすることを決めたんです」
慎重で怖がりだけれど、とても甘えん坊なコに!
ケージの中から飼い主さんたちのことをじっと見つめ、震えていたという小次郎くん。しかし、「あること」がきっかけで、少しずつ心を開いていったのでした。
「主人は初めて飼うワンちゃんが可愛くて仕方なかったようで、小次郎によく絡みに行っていました。無理矢理かまったら余計に怖がらせてしまうだろうと、私は主人のことを注意していたのですが、小次郎にはそれが合っていたのか、主人の手からごはんを食べるようになったんです」
一緒に暮らしているなかで、飼い主さんは小次郎くんの嬉しい成長を感じているそうです。
「一番成長を感じたのは、小次郎が初めておなかを触らせてくれたときです。『やっと信頼してくれたのかな』と、とても嬉しく思いました。
なんの前触れもなく突然心を開くことがあるとは聞いていましたが、あまりに突然すぎて、私もびっくりしました」
また、飼い主さんがほかのワンちゃんを「可愛い」と褒めたときには、「ボクのほうが可愛いでしょ!」と言わんばかりに間に割り込んでくるのだとか。
今では、飼い主さんご家族にすっかりと心を許している小次郎くん。飼い主さんが帰宅すると飛び跳ねてお出迎えしてくれたりと、日常でいろいろな姿を見せてくれるようになったそうです。
小次郎くんへの思い
これまでの日々を振り返り、飼い主さんは今どのようなことを感じているのでしょうか。小次郎くんへの思いを聞きました。
「SNSを通じてたくさんの方に出会うことができ、飼い主も小次郎もお勉強させてもらっています。素敵なトレーナーさんともSNSを通じて出会えたので、今後も小次郎と『楽しくトレーニング!』を目標に、いろいろなことに慣れる練習をしていきたいです」
「また最近の小次郎は、人の近くで遊ぶ楽しさも知ってきている様子なので、一番の目標は『人馴れ』です。そのあとは、自分よりも大きなワンちゃんを怖がらなくなるように、少しずつ慣れていけるように見守っていきたいと思います」
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