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オウムと犬の頭脳【穴澤賢の犬のはなし】

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オウムと犬の頭脳

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少し前に、道具を使って餌をとるオウムの動画を見て、かなり驚いた。もしかしたら、犬より賢いのでは……?

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実験は、1カ所だけ小さな穴のあいた透明のプラスチックの箱の中に餌をオウムがそれをどうやってとるか検証していた。1番目のオウムは木の板を細く割いて棒を作り、それを穴に差し込んで餌を落として、下からコロンと出てきたところを食べた。

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2番目のオウムは小枝を使ってなんなく餌をとる。そして、驚くべきは3番目のオウムで、なんとそこにあった厚紙をくちばしでちぎり、細い棒を作って餌をとった。何がすごいって、棒の長さが餌に届く6センチになるように厚紙を切ったことだ。厚紙を見て、「これを使ってこういう道具を作ろう」と頭でイメージできていたことになる。 気になる人は、この動画を見てほしい。

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前々から、カラスをはじめ鳥類は結構頭がいいと思ってはいたが、まさか自ら考えて道具を作るとは知らなかった。それに比べて、犬はどうだろう。わが家の福助は、自らの体重を使ってドアを開けることはできるが(留守番時にウェブカメラで検証)、道具を使うところまではいかない。まして、自ら道具を作るなんてまずできない。

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大吉も相当賢い方だと思うが、道具は使えない。たとえば、遊んでいたボールがソファの下に入ってしまい自力で取れなくなったときなど、しきりにソファの下を覗き込んで、ついで人の顔をじっと見てくることがある。そんな大吉のしぐさに「ん? どうした?」とソファの下を覗き込んではじめてそこにボールがあることに気づく、ということがよくある。

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それにこれは大吉や福助に限らず、多くの犬がそうだと思うが、友人たちを自宅に招いたときなど、「犬に甘い人」または「オヤツを持っている人」をすばやく見抜き、ピタッとその人のそばにつけ、何かがもらえるのを待つ、という習性がある。そんなときは「もう何日も食べていないんです」みたいな演技までする(さっき食べたばかりだとしても)。

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そういう意味で、犬は自ら道具は使わないが、そのしぐさによって「人間を使う能力」はあるといえる。それはそれで結構賢いのかもしれない、と思ったりもする。それによくよく考えたら、家にあるもので勝手に道具を作ったりされたら、それはそれで困る。

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