犬が好き
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柴犬あるある、飼い主の姿が見えなくなるギリギリまで見送りするとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.198
今週の「柴犬のここが好き」
「ここからは遠くまで見えるんだ。」
「ご主人がちっちゃくなるまで見えるんだ。」
切ない・・・
文字を打っているだけで胸が締めつけられてきました。
どんな気持ちで小さくなっていくご主人を見ているんだろう。
見送った後、お家で何をしているんだろう。
こんな顔で見られたら、思わずお仕事休んじゃうご主人もいるかもしれませんね。
最近はお留守番の様子を見守ってくれるロボットがいたり、
時間になるとおやつをあげることもできますから、
柴犬さんもご主人さんも少し気持ちが楽になっているのかもしれませんね。
柴犬さんが待っているから頑張れたり、
早くお家に帰ろうと思ったり、
誰かが待っていてくれるって、すごくすごく力をくれるんだなあと実感します。
今週のおまけ
「ん?」
ふと顔を上げると・・・見ている!!!
こよみが私を見ている。
(どうせお留守番なんやろ。こよみは連れて行かへんのやろ。せやろな。こよみハーネスつけてへんもんな。)
ものすごく目で語ってくる。
(あ、なんか黒い服着てるやん。こよみの毛が目立つからお散歩とかこよみとのお出かけでは着ーひん服やな。)
めちゃくちゃ話しかけてくるやん。
ワンともスンとも言わないのです。
ただじーっと、じーっと見つめてくるだけです。
その目が、ものすごくおしゃべりなんです。
ピーッツピーッツ・・・
バックして車を出し、しばらくこよみさんから目を離します。
行ってきます。小さくうなづいて出発。
あまり後ろ髪引かれると運転に支障をきたしますので、ここはスパンと切り替えましょう。
こよみが待ってるから〜とちょっと急いで帰ってきてしまうのですが、
こよみさんも切り替えをちゃんとしてますから、特別歓迎してくれるわけでもないのです。
あっさりとした「ただいま」と「おかえり」を交わし、いつものように過ごすのです。
作者紹介:ここ柴
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