保護され臆病な性格だった子犬→「必ず幸せにしてあげたい」という飼い主さんのサポートで大きく活発に成長！

写真は、X（旧Twitter）ユーザー＠LovelyTowakun11さんの愛犬・永遠（とわ）くん（撮影時推定生後2カ月半）。飼い主さん宅にやって来て3日目に撮影されたものだそうです。

飼い主さんによると、迎えたばかりのとわくんのお世話は、“一筋縄ではいかない”ことも多かったようです。

飼い主さん：
「うちに来たときは体重もまだ2.5kgほどしかなく、臆病な性格で些細なことにも怯えていました。窓を開けても怖い、抱っこをしても怖い、物音がしても怖いという状況が続き、『このコは一生外に出られない、お散歩にも行けないのではないか？』と不安に思った時期も……」

現在は大きく活発に成長したとわくん

しかし、飼い主さんが「必ず幸せにしてあげたい」という思いでお世話を続けていたところ、とわくんは怯えながらも少しずつ心を開いてくれたそうです。

飼い主さん：
「現在、とわは3才（推定）になり、体重は約15kgと当時の6倍ほどの大きさに成長しました。お散歩やドッグランで走り回るのが大好きになったので、筋肉質でムキムキしています。それに、一緒に旅行やキャンプに行ったり、カフェ巡りをしたりできるようになったんですよ。

今でも家族以外の人に心を開くことは少ないですが、犬のお友達は大好きで、ドッグランで追いかけっこをしているときが一番楽しそうです」

とわくんは元保護犬だった

そんなとわくんとの出会いのきっかけについて伺うと、元保護犬だったことがわかりました。

飼い主さん：
「子どものころ、とわによく似た雑種犬と暮らしていたんです。『いつかまた犬と暮らしたいな、迎えるなら保護犬だな』という思いで地域の動物愛護センターに行き、保護犬との暮らしのことなどを少しずつ学び始めたころ、里親募集サイトで川で溺れていたという2頭のきょうだい犬を見つけました」

飼い主さん：
「メスのほうは早い段階で里親が決まったのですが、オスのほうは掲載期限の前日になっても里親が決まらないので、思い切って家族に相談してみたところ、『すぐ問い合わせて』と言われました。それからすぐに保護主さんと連絡を取り、翌日には車を走らせて会いに行きました。そのとき会ったオスの子犬がとわです」

とわくんとの暮らしで飼い主さんにも変化が

里親募集サイトを通じて出会ったとわくんと飼い主さん。出会いから現在に至るまでのとわくんとの暮らしのなかで、飼い主さんにも変化があったといいます。

飼い主さん：
「とわと暮らし始めて毎朝晩散歩に出るようになり、季節の移り変わりにとても敏感になりました。そして、ご近所さんや道で会った人と挨拶するようになり、人間関係が広くなりました。とわが繋げてくれたご縁がたくさんあります」

とわくんの犬生がより楽しくなるよう、少しずつ怖いものをなくしていって、これからも一緒に暮らしていきたいという飼い主さん。とわくんは今、優しい飼い主さんに支えられ、幸せに暮らしているようです。

写真提供・取材協力／＠LovelyTowakun11さん／X（旧Twitter）
取材・文／長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。