犬が好き
UP DATE
飼い主さんの腕の中で眠っていた小さな子犬が2才に! 「家族で絆を深めながら成長した姿」にグッとくる
飼い主さんに話を聞くと、撮影したのはことりちゃんを家族に迎えて1週間が経ったというタイミング。ことりちゃんはこの2日前に、お迎えしたときは登れなかったソファに自力で登れるようになったのだとか。
また、12月上旬の寒い時期だったこともあり、ことりちゃんは座っている飼い主さんの膝の上や腕にもどんどん登るようになってきたといいます。
「抱っこするのとは違って、『ことりが自ら登ってきて寝る』という初めての姿を見せてくれたので、心を鷲掴みにされました。それと同時に、『家や私たち家族に慣れてくれたんだ』と安心したのを覚えています」
子犬時代のことりちゃんは、どんなコだった?
「以前に、パパが軽いギックリ腰みたいなものになって、急に倒れ込むことがありました。その様子を見たことりが心配そうにパパをペロペロして、『大丈夫?』と問いかけるようにクーンと鳴いたことがあったんです。
ギックリ腰自体は軽く済んでよかったのですが、私たちに何かあったときに駆け寄ってくれることりの姿に感動しました!」
2才になったことりちゃん 1才のころに、ことりちゃんと飼い主さん家族にとって「大きな出来事」が
飼い主さんにことりちゃんの成長について聞くと、「1才になったころに、ことりと私たちにとって大きな出来事がありました」と、次のエピソードを話しています。
「ことりの1才の誕生日のお祝いに広島に旅行に行き、犬も連れて行ける観光スポットを訪れたときのことです。私たちの視線がことりからほんの少しそれたときにシカが近づいてきたようで、驚いたことりが初めて大きな声で鳴いたんです。
慌ててシカと離れ、シカもおとなしく接触はなかったのですが、ことりは飼い主もビックリするくらいの声で鳴いてしまって。飼い主として配慮できなかったことを本気で後悔しました」
「ほんの一瞬視線をそらしてしまったことがこんなことになるとは思わず、申し訳なさでいっぱいになりました。同時に、かなり大きな悩みになっていました」
「ドッグトレーナーの方に相談したり、詳しい方にも話を聞いてもらったり。私たち飼い主は“学び直し”をしました。新たなトレーニングを始めたりとさまざまなことを試しましたが、もちろん一筋縄ではいきませんでした」
「トレーニングを続けたことでことりは落ち着き、表情も穏やかになりました。これまで行けていたところに、また一緒にお出かけができるようにもなりました。
ことりがこれまでのことをどう感じていたかはわかりませんが、少しでも信頼が回復していたらいいなという気持ちでした」
ことりちゃんとのこれからについて、飼い主さんは「この先も何かあるかもしれませんが、ことりと一緒に乗り越えつつ、より絆を深めていけたらいいなと思っています」と語っていました。
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE