怖がりだった保護犬の子犬。8才に成長した現在の姿は——。
生後4、5カ月ごろのユキちゃん。外の環境に慣れずに怖がっている様子。
@ro_ku_
紹介するのは、Instagramユーザー
@ro_ku_さんの愛犬・ユキちゃん(取材時8才)。この動画は、保護犬だった生後4、5カ月ごろのユキちゃんを家族に迎え、数日が経ったころに撮影したものだといいます。
このころのユキちゃんはとにかく外が怖い様子で、リードをつけて外に出ても草むらに隠れたがったのだそう。そんなユキちゃんが少しずつ外の環境にも慣れてきて、やっと草むらから出てきた瞬間をおさめたものだったのだとか。
緊張からか、あくびをするユキちゃん。
@ro_ku_
外を怖がるユキちゃんの姿を見て、「あぁ、散歩は前途多難だな……」と思ったという飼い主さん。ユキちゃんとはどのような経緯で出会い、家族に迎えることになったのでしょうか。詳しいお話を聞きました。
ユキちゃんとの出会い
保護センターから家に向かうユキちゃん。緊張でヨダレがすごかったそう。
@ro_ku_
飼い主さんの家には、先住犬・ロクくん(取材時15才)が住んでいます。当時7才ごろだったロクくんと暮らしていた飼い主さんは、「もう1頭、犬を飼いたいなぁ」と考えていたのだとか。
そこで保護センターのホームページを見てみたところ、親犬1頭と子犬2頭が掲載されているのを目にします。
飼い主さん:
「実際に会いに行って3頭におやつのボーロをあげてみたところ、ユキだけが食べてくれました。そしてそのまま、お迎えする手続きをすることになりました」
飼い主さんの家で暮らすことになったユキちゃん。おもちゃに大喜び!
@ro_ku_
こうして、飼い主さん家族の家で暮らすことになったユキちゃん。取材当時8才になったようですが、どのようなコに成長したのでしょうか。
ユキちゃんは8才に! どんなコに成長した?
8才になったユキちゃん
@ro_ku_
8才に成長したユキちゃんの姿がこちら。凛々しい立ち姿が美しいコへと成長していました。
ユキちゃんの性格について、「甘えん坊でワガママなタイプ」だと話す飼い主さん。ユキちゃんは飼い主さんのことが大好きで、常に家の中でもくっついているのだとか。
6才のユキちゃん。飼い主さんにアゴ乗せして、可愛くアピール?
@ro_ku_
そんなユキちゃんの可愛らしい甘えん坊エピソードがあるそうです。
飼い主さん:
「なでてほしいときは大きい目をさらに大きく潤ませて、“アゴちょん”してきます。そして、一度なでるとエンドレスに要求してきます。あの潤んだ目で見つめられると、みんなメロメロになってしまいます」
なでられてご満悦のユキちゃん
@ro_ku_
ユキちゃんをお迎えした当時は、外を怖がるユキちゃんの様子を見て「前途多難」だと感じた飼い主さん。成長したユキちゃんは、子犬のころと比べてどのような変化が見られているのでしょうか。
飼い主さん:
「良くも悪くも、まったく成長していないところがスゴいと思っています(笑) 8才になった今でも散歩が苦手で、ビビりながら歩いています。
家に来た当初から家の中ではリラックスできていましたが、今では“家の中限定やんちゃおばさん”です」
珍しくくっついていたというユキちゃん、ロクくん。
@ro_ku_
先住犬・ロクくんとの相性はというと、「ものすごく仲良し!」というわけではないとのこと。おとななロクくんが、子どもっぽいユキちゃんのことを受け流しているように見えるといいます。
普段からベタベタすることはないものの、おやつのこととなると息がぴったり! 「結託して2頭でおやつの催促をしてくるので、おもしろいです」と飼い主さんは微笑ましく見ているようです。
シニア期のユキちゃんは、家族を癒す「空気のような存在」に
横顔が美しいユキちゃん
@ro_ku_
お迎え当時は子犬だったユキちゃんも、8才になった今はシニア期に突入しています。ユキちゃんは飼い主さん家族にとって、どのような存在となっているのでしょうか。飼い主さんに、ユキちゃんへの今の思いを聞きました。
飼い主さん:
「ユキは“空気のような存在”です。いるのが当たり前になっていて、私たちの心を癒してくれる純粋無垢な生き物という感じです。
シニア期に入り大変なことも出てくると思いますが、愛犬たちが穏やかな気持ちで暮らせるように、これからもサポートしていきたいと思います」
写真提供・取材協力/
@ro_ku_さん/Instagram
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。