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寝癖をつけた姿でこちらを見つめる元保護犬にほっこり!人見知りでも飼い主さんには初日で懐く姿に癒される

この写真のるいくんは、頬の毛が少しへこんでいるようにも見えますが...?飼い主さんに撮影時の状況をお聞きしました。
飼い主さん:
「るいは私のベッドの上で枕を使って寝ていることが多いのですが、振り返った私に気付いて上げた顔に、寝癖らしきものがばっちりついていたので、初めて見た寝癖記念に撮りました(笑)」
頬のへこみは、るいくんにとって初めての“寝癖”だったのだそうです。
保護犬だったるいくんとの出会い

学生時代に所属していた研究室が犬の保護活動をしていたこともあり、「次に飼うなら保護犬」と決めていたという飼い主さん。そんな中、とある保護団体のサイトでるいくんを見かけます。
飼い主さん:
「近日中にその団体が譲渡会に参加するとのことだったので、そのイベントに足を運んだ際に初めてるいに出会いました。家族で話し合い、改めて家族にもるいに会ってもらった上で、お迎えを決めました」
るいくんをお迎えしてからの日々

飼い主さん:
「写真の寝癖のように、初めて見る表情や行動、また今まではこういう行動だったけど最近は別の動きをするようになったなど、変化も多くて毎日楽しいです。私もこの1年半は子犬から成長を見守るような気持ちで生活してきました」
特に嬉しかったのは、お迎えから1年で、るいくんがしっぽをよく振るようになったことだと言います。
飼い主さん:
「もちろんそれまでも表情や仕草である程度の感情は理解できましたが、嬉しそうな表情でブンブンとしっぽを振って喜びを表現してくれるのを見るとこちらも嬉しくなります」
嬉しいことだけでなく、人慣れの大変さも飼い主さんは教えてくれました。
とにかく人見知りが激しいという、るいくん。
るいくんの性格を理解している飼い主さん家族は親身に優しく接することで、半年かけて慣れていったのだといいます。しかし、初対面の人がフォローなしでるいくんに触るのは、今でも難しいそうです。

飼い主さん:
「なぜかは分かりませんが、私に対してだけ、お迎えから1時間程でたまたま撫でることに成功して以降、常にるいの方から甘えてくるようになるというミラクルがありました」
るいくん、今では飼い主さんに対してだけ、「ベッタベタの甘えん坊」なのだそうです。
飼い主さん:
「今では四六時中私の側を離れず、お手洗いなど少し離れるだけでもクンクンと鳴き、夜も私の姿が見えないと不安らしく定期的にベッドに上がってきます」
そのため、これほど人慣れに時間がかかるとは思わなかったと飼い主さんは言います。
飼い主さん:
「でも親身に接すればちゃんと慣れてくれることは証明できたので良かったです」
るいくんは「相棒」

飼い主さん:
「るいに限らずですが、ペットのことは『相棒』だと思っています。お互いの種の違いを理解し、ある程度のルールや線引きをしつつ、お互いを尊重してうまく暮らせるような関係性でいたいです。
また、るいは普通の家庭犬になるまで約4年の遅れはありましたが、子犬のように日々色々なことを経験し吸収してくれています。
これからも一緒に楽しみながら、色々な経験を積んでいけたらと思っています」
写真提供・取材協力/@ruikun_suwaseteさん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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