犬が好き
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「しつけはそう簡単にはいかなかった」元保護子犬と根気強く向き合い続けて結ばれた“深い絆”に心温まる
「子どもの頃から犬を飼うのが夢で、いろんな犬種で飼う想像をしていたのですが、最終的には保護犬を探すことになりました。
そこで保護施設に見学に行き、出会ったのが瑞鶴ちゃんです。指を差し出すとしっぽを振ってこちらに来てくれました」
お迎えしてからの瑞鶴ちゃんの様子
飼い主さん:
「瑞鶴ちゃんをお迎えした当初、しつけの本や動画のとおりにやればうまくいくだろうと楽観視していました。社会化についても、毎日来客があるので自然に慣れるだろうと思っていたのですが、まぁそう簡単にはいかなかったですね」
ドッグトレーナーに助けを求めた
「生後9カ月頃から自我が出たというか反抗期というか、動物病院やお風呂などの嫌なことがあると、暴れて噛みついてくるようになり、ドッグトレーナーに助けを求めることにしました。
トレーナーさんには『すごく頑固なコだから根気よくしつけて』と言われ、それからより強い意志をもって向き合うように意識すると、渋々ですが言うことを聞いてくれるようになったのです。
こうした経験から、自分が瑞鶴ちゃんの気持ちを見ていなかったことに気付くことができました。瑞鶴ちゃんはわがままで暴れるときもありましたが、大半が恐怖からの反応だったのだと……」
「犬にも意思や気持ちがあると頭ではわかっていたつもりでしたが、瑞鶴ちゃんのサインをちゃんと見ていなかった部分があったと反省しました。トレーナーさんのおかげですね。
また、同時期にうちのコに似た保護犬の飼い主さんと散歩中に出会いました。その方が犬が集まる場所を教えてくれたのですが、そこでいろんな飼い主さんたちにおやつをもらうようになってからは、他人に対する態度も少し軟化しました」
9才になった瑞鶴ちゃんの様子
飼い主さん:
「頑固でわがままで食い意地が張っていますが、臆病で繊細で甘えん坊な面もあります。おやつをくれる人は1回で覚えて、会うたびに目の前に座って目を見つめておねだりするのが恥ずかしいけれど、昔の他人嫌いを思うと成長したなぁと感慨深いです」
「家ではおとなしく、よく階段の踊り場や机の下で寝ています。
この写真も、階段の踊り場で寝ているところをそっと撮影しようとしたのですが、あっさり気付かれてしまい、瑞鶴ちゃんが伸びをしながら立ち上がってあくびをしたところが撮れてしまいました。わざわざ起き上がらなくてもいいのに、かわいいですよね」
瑞鶴ちゃんに対する思い
飼い主さん:
「今は表情やポーズから、瑞鶴ちゃんがどんなことを思っているのか大体わかります。瑞鶴ちゃんも、昔だったらすぐ怒っていたことも我慢できるようになりました。来年には10才になるのでこの先どれくらい一緒にいられるかわかりませんが、最後までずっとそばにいたいです」
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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