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飼い主はみんな自分の犬に運命感じてる!吉田山田の期間限定連載「チャーリーとぼく」

犬と暮らす人・暮らした人なら誰でも感情を揺さぶられると、今話題の曲「赤い首輪」。二人組アーティスト・吉田山田のこの曲は、吉田結威さんの愛犬・チャーリーへの想いが歌われています。「いぬのきもちWEB MAGAZINE」では、期間限定で特別に、吉田さんに寄せていただいたエッセイをお届けします。

吉田さんインタビュー前編
吉田さんインタビュー後編
吉田山田

みんな自分の犬に運命を感じてるはず

皆さん初めまして。「吉田山田」というお笑い芸人さんのような名前で音楽活動をしています、吉田山田のギターとヴォーカルを担当している吉田です。

この度、「赤い首輪」という曲をきっかけにこの場で愛犬に対する自分の親バカっぷりを披露できることになりました。

どうして愛犬家は、たまに自分の親バカっぷりをどこかに発散させないと気が済まないのでしょうか。どうして愛犬家はこの世界に巨万といる犬の中からたった一匹に出逢って「この子しかいなかった」と運命を感じるのでしょうか。もちろん僕もそんな親バカで運命を感じている愛犬家の一人ですが、ここでは今から約15年前にうちにきてくれたスムースコートチワワの「チャーリー」について書きたいと思います。
吉田さんの愛犬チャーリー
↑うちに迎えられて間もないころのチャーリー
写真を見ていただけばわかると思いますが、うちに来た頃はこんなに小さかったチャーリーも、今では冒頭の写真のとおり、こんなに立派になりました。初めてチャーリーに会う人たちは大体口を揃えてこう言います。「デカイね」「太ってる?」「本当にチワワ?」「フレンチブルドッグ混ざってる?」等々。そんな『心無い』人たちに僕は声を大にしてこう言いたい。

「骨格が立派なだけだから!!!!!」。

確かにチャーリーの食に対する情熱は半端なものではありません。「待て」をしている時のよだれの量もすごいです。でも!でも!!太ってはいない!!…はず。
吉田山田
↑小さなチャーリーに寄り添う20歳ごろの吉田さん

これからは少しゆっくりの散歩を楽しみたい

 そんなチャーリーとの思い出を書き出したらきりがないですが、特に印象深いのは散歩です。とてもお散歩が好きな子なので、春夏秋冬いろんなところを散歩しました。
 自分より何倍も大きなワンちゃんに立ち向かっていこうとしたり、近所の子供たちに遊んでもらったり、マダニが流⾏ったときは草むらに⾏こうとするチャーリーが⼼配になったり、色んな場面を思い出します。
 たまにこちらを振り返りながら全身で嬉しそうにしながら歩いている姿を見て、よく僕はニヤニヤしながら歩いていました。犬がいなかったら完全に不審者です。

 今は高齢なので、寒い日や暑い日は避けてお散歩に出かけます。帰り道は抱っこして帰ってくる日も増えました。それでも、「お散歩?」と聞くと嬉しそうに駆け寄ってくるので、これからも昔より少しだけゆっくりとした歩調でお散歩に出かけたいと思います。
文/吉田結威(吉田山田)

吉田山田 プロフィール

吉田結威(Gu/Vo)と、山田義孝からなる二人組アーチスト。2009年10月に「ガムシャランナー」でメジャーデビュー。2013年12月に放送を開始したNHKみんなのうた「日々」が「泣ける歌」として話題になり、5度の再放送を経てロングセールス記録。YouTubeの再生回数は1200万回を超えた。全国の重ねてきたライブ活動によりファンの熱い支持を得ている。2018年10月31日に、6枚目のフルアルバム「欲望」をリリース。来年のデビュー10周年に向けて活動中。詳細はオフィシャルHP
吉田山田
吉田山田オフィシャルサイト
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