犬が好き
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外飼いだった犬、お家の中は楽しいのかな…【連載】おばあちゃん犬がやってきた 第20回
我が家は新しい家族として15歳のおばあちゃん犬、シロさんを迎えました。
シロさん、我が家に来る前は15年の間完全外飼いでした。
雨の日も晴れの日もずっとお外で生活を送っていた彼女。
我が家に迎えてからは室内飼養に切り替えたのですが、引き取ったすぐ気になることがありました。
室内飼育への切り替え、不安なことといえば
でも、もしかすると、お外の方が好きだったということはない…?
お部屋の中で窮屈な思いをしているのでは・・・そんな不安がありました。
シロさん、最初にうちに来たばかりのころは、意思表示がとても苦手でした。
自分から「出たい!」というアピールはできないだろうから、お外に出してみてあげるのはどうだろう?そして、お外に行きたい素振りをしたときには、積極的に出してあげるようにしよう!ということになりました。
そこで、我が家は15mほどの長いワイヤーリードをお庭に設置することに。
リビングの窓から簡単にお庭に出られるようにしました。
設置後、シロさんをお外に繋いでみると、早速、土の匂いを嗅いだり、おしっこしたり。次は日向ぼっこでもするのかな?とカーテンの隙間から覗き見していた私。
すると数分後・・・
ママさん、忘れ物してますよ
私の気配があるからかな?と、少し窓から離れて様子をみることに。
すると・・・
外から何か音がする⁉︎
おばあちゃん、窓はカリカリしてはいけませんよ。
お部屋に帰りたいアピールは完璧な、おばあちゃんなのでした。
もう、可愛いんだから。
お散歩は大好きなおばあちゃん。リードを見るとヨボヨボとかけよってきます。
シロさん、お年なので最近はお顔があまりあがりません。
それでもいい天気の日はキラキラ、色んなものをみて嬉しそうなシロさんなのでした。
お外もお家の中も、大好きなようです。
ある日のシロさん。
これおはなっていうのよ。きれいでしょ。
登場人物・登場犬猫
tamtamプロフィール
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
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