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謎の猫の行方は?柴犬ももは気が気じゃなくて…|連載「柴犬ももと猫たち」vol.11

柴犬もも、黒猫の天、キジトラの空と暮らしています。

ある日ふらっと現れた謎のニャンコ

この猫が野良猫なのか迷い猫なのかはわかりません。
けれど、夕方になってもこの子がまだうちの前にいたら、あのお宅へ連れて行ってみようと思いました。
あのお宅とは、以前うちへ迷い込んできた子猫のお家で、その時の子猫が今目の前にいるこの猫にとてもそっくりだったのです。体は少し大きくなっているけれど、きっとあの時の子猫かもしれないと思いました。

外のニャンコから目が離せない

その日も、ももは一日中窓にへばりつき、窓のすぐそばでくつろいでいるその猫の一挙手一投足に大騒ぎしていまいた。
そして同じ猫である天はというと、最初のうちこそソワソワした様子を見せていましたが、そのうちいつものペースを取り戻し、時折外の様子を見に行く程度になりました。
 
そうこうしているうちに、いよいよお別れの時間がやって来ました。
「夕方までに」と思っていましたが、名残惜しさからなかなか決心がつかず、「夕方の6時までに」と時間を決め、時計が18時を知らせた瞬間にようやく「行くか・・・」と重い腰を上げたのでした。

ほんの数日の付き合いではあったけど

私を見て駆け寄ってきた姿、私の手に頬をすり寄せてきた柔らかな感触、私の膝を両手でもみもみしながら鳴いていた甘い声、たくさんの愛おしい瞬間を思い出しながら、この子のお家であろうお宅へと向かいました。

予想外の展開

挨拶もそこそこに、私が「この子はみーちゃんですか?」(※みーちゃんは、以前うちに迷い込んできたこの家の猫の名前)と差し出したその猫を見て、その方は少し驚いた様子で「え、はい・・・」と受け取ろうとしましたが、「少し待ってください」といったん家の中へ戻っていきました。
そしてまた顔を出すと
「ごめんなさい。みーちゃんはうちにいました。今、奥でご飯を食べています。」
とおっしゃったのです。

てっきりみーちゃんだとばかり思い込んでいた私は、思わず「え、本当ですか?」と、口にしていました。
けれどその方はもう一度、
「とてもよく似ていますが、この子はみーちゃんではありません。」
と、申し訳なさそうに言いました。

居候はじめます

そういうわけで、「謎のニャンコ」、もとい「みーちゃん」、もとい「やっぱり謎のニャンコ」は、再びわが家へ帰ってきました。
ももの嬉しそうなキューン!キューン!という鳴き声が玄関越しにも聞こえてきます。

とても人懐こい猫なので、以前はどこかで飼われていたのかもしれません。
けれど、野良猫という可能性もあります。もしそうだったらうちの子になってくれるといいな。
もちろん、うちには天という先住猫がいるのでその相性も見てからの話ではありますが。

ももの方は

ももの方は聞くまでもなく「大歓迎」と体全体でアピールしていました。

居候はじめました

ももと天空 プロフィール

柴犬もも(2012年生まれ・メス)黒猫の天(2015年生まれ・オス)キジトラの空(??年生まれ・オス)と暮らす日常を、ほのぼの楽しく伝える動画が話題の、チャンネル登録者数40万人超えの人気YOUTUBER。かわいいイラストにもファンが多い

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