犬が好き
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「〝個の力″が集まれば社会を変えられる!」動物保護活動家・田辺アンニイさんの願い
大師前どうぶつ病院とは、お互い協力しあう関係に
絵美さんとご主人の中島渉院長が経営するこの病院では、スタッフが一丸となって犬猫の保護にも尽力しています。
田辺さんは、病院が保護した犬や猫の何頭かを引き取り、譲渡先を探すお手伝いをし、中島先生と絵美さんは田辺さんが保護した犬猫の診療をすぐに請け負ってくれるという協力関係に。
絵美さんは、現在自宅では4頭の保護犬と暮らしています。
「動物看護師になってから、飼い主さんが『もうこの犬は飼えない』と病院に犬を持ち込むケースを何度も目にしてきました。
動物保護にも尽力できる病院をつくることは、長年の夢だったんです」と語ってくれました。
高齢だったり持病のある犬でも、譲渡をあきらめない
持病がある13才と肥満の問題がある5才でしたが、田辺さんが多方面に働きかけ、2頭いっしょに迎えてくれる温かい家庭を見つけました。
そして先月には、山口県の動物愛護センターで殺処分寸前だった野犬の子犬3頭を病院が引き取り、そのうち1頭を田辺さんが担当することに。
「『まう』と名付けたその子犬には持病があり、極度のビビリでしたが時間をかけて人になれさせました。
そして先週、愛情あふれる家庭に送り出すことができました。
どんな条件の犬でもあきらめずに探し続ければ、必ずよいご縁が見つかるはず」と田辺さん。
「生涯で1頭だけ保護犬を迎えた人も、私は心から尊敬します」
最後に田辺さんは、「『個の力』が集まってこそ、社会に大きな影響が与えられるんです。
生涯で1頭だけ保護犬を迎える人が100人いれば、それは大きな力になります。
私は、人からの寄付には頼らず、あくまでも身の丈を超えない保護活動をしています。
おしゃれも楽しむし、友人と外食や買い物だって普通にしてますよ。
私ができることはみんなできる! そう思ってます」と語ってくれました。
※各情報は2020年4月8日現在の情報です。
出典/「いぬのきもち」2020年6月号『犬のために何ができるのだろうか』
取材・文/袴 もな 撮影/筒井聖子
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