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ラブラドール・レトリーバー飼い主が語る「賢くて甘えん坊なところも魅力です!」
11月1日は犬の日でしたが、いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、2020年7月29日〜8月11日の期間で「犬の日企画 犬の好きなところアンケート」を実施し、2,711名ものたくさんの方たちにご回答いただきました。
愛犬を迎え入れた理由や、愛犬の好きなところ、愛犬へのありがとうの思いなど、飼い主さんたちにいろいろと質問をしてみることに!
この記事では、その中から犬種別でラブラドール・レトリーバーを飼っている飼い主さん23名の声をご紹介します。
Q.愛犬の飼育頭数は何匹?

ラブラドール・レトリーバーの飼い主さんに飼育頭数を聞いたところ、「1頭(65.2%)」がもっとも多い結果に。多頭飼いをしている人は「2頭(13.0%)」で、今回の調査では3頭以上を飼育している人はいないようでした。
Q.愛犬の性別は?

愛犬の性別を聞いてみたところ、今回の調査ではオスを飼っている人がやや多い結果に。
Q.愛犬の年齢は?

現在の愛犬の年齢の調査では「11才〜(39.1%)」が最多で、次いで「7〜10才(21.7%)」が続き、シニア期の愛犬と暮らしている人たちが多い結果になりました。
犬の老化スピードは人よりもずっと速く、大型犬は小型犬・中型犬よりも老化のスピードが速いといわれています。大型犬なら5才を過ぎてからは、少なくとも年2回以上は健康診断を受けるように心がけ、日頃から愛犬の様子を注意深く見てあげてくださいね。
Q.愛犬の迎え入れ方法は?

愛犬を迎え入れた方法の調査では、今回は「その他(39.1%)」がもっとも多い結果に。「盲導犬引退犬ボランティア」「盲導犬協会キャリアチェンジ犬」「警察犬学校サイトにて応募があり問い合わせしました」「犬の訓練所」といった回答が寄せられました。
次いで多かったのは「ブリーダー(30.4%)」で、「ペットショップ(26.1%)」が続きました。
Q.愛犬の飼育環境は?

飼育環境の調査では、82.6%の人が「室内飼育」と回答。「屋外飼育」は13%でした。
屋外で飼う場合、脱走の恐れやノミ・ダニなどの寄生虫、悪天候の影響を受けやすい…などといった懸念もあります。室内飼育だと、飼い主さんといつも一緒にいられるだけでなく、愛犬の些細な体調の変化などにも気づきやすいといったメリットも。
飼い主さんは、愛犬が快適で幸せに暮らせる環境を整えてあげてください。
Q.愛犬を迎え入れた理由は?

愛犬を迎え入れた理由については、「好きな犬種だから(39.1%)」が最多で、「運命を感じたから(26.1%)」「見た目が好きだから、気に入ったから(13.0%)」という理由が続きました。
ちなみに、「その他」では以下のような回答も。
・「パピーウォーキングをしていた犬の姉妹犬がキャリアチェンジになったとの事で、しつけもしてくれていて初めて飼うには飼いやすいかな?と思い譲渡していただいた」
Q.愛犬の性格は?

今回の調査でラブラドール・レトリーバーの飼い主さんが答えた「愛犬の性格」で多かった回答は、「甘えん坊」「好奇心旺盛」「社交的・人懐っこい」「遊び好き」「賢い」でした。
一方で、「神経質」「頑固」「忠誠心がある」などの性格のコが少ない傾向に。
個体差はありますが、一般的にラブラドール・レトリーバーは、盲導犬などとして活躍していることからもわかるように従順な性格で、学習能力も高いといわれています。そこに少しの頑固さが加わることで、しっかりと犬自身が判断して人のために動くことができるのだとか。
子犬のころはやんちゃな面もあるので、早めにしつけを始めるとよいそうです。
※愛犬の性格についてあくまで飼い主さん個人が感じる調査のまとめです。
Q.愛犬の好きな体の部位は?

がっしりした体型で、力強い外見が特徴のラブラドール・レトリーバー。愛犬の好きな体の部位の調査では、「目(65.2%)」が圧倒的大人気でした!
Q.愛犬は飼いやすい? 大変?

ラブラドール・レトリーバーの飼い主さんに、「愛犬との暮らしを振り返り、愛犬を飼う前と比べて気持ちの変化はどちらが近いか」を聞いてみたところ、「思っていたより飼うのが大変」と感じている人が多いという結果に。
「思っていたより飼うのが大変」と思ったワケは?
「思っていたより飼うのが大変」と答えた人からは、以下のような理由が寄せられています。
・「前に飼っていた犬は穏やかだったが、新しい子犬は元気に走りまわりすぎて家の中を破壊しそうです(笑)」
・「『家族』である以上、ワンコ自身にも他人にも一生責任を負うので、しつけは気を使いました。特に大型犬なので、かみ癖をやめさせるときなど生傷が絶えなかったです。フードなど口にするものは極力ヒューマングレードを、と考えると高額になるし、医療費は犬のサイズで料金が決まるので、経済的にも負担感はあります。外泊や長時間の外出も気になってできないし…それでもワンコが与えてくれる幸せを考えたらお釣りが来ます」
・「無駄吠えや引っ張りがあるのでしつけをきちんとしないと、怪我したり周りに迷惑をかけてしまうところ」
・「思っていたよりも犬は好奇心旺盛だった。机の上に何気なく置いていたものをなんでも咥えて、最悪壊してしまう」
・「毎日、朝夕方、一時間自分の時間を後回しにして散歩を愛犬のためにすることです。でも嫌ではない」
・「止まらない噛みつき」
・「病気の時、気付きにくい。常に観察しとかないといけない」
・「体も大きく、力も強いのでお散歩など大変でした。最期のときも、抱えて座らせてあげないと、おしっこしなかったけど、お父さんしか持ち上げれる人がいませんでした。大きい犬はとても愛情も大きくて幸せな分、大変なことも多いと感じました」
しつけに苦労してしている人や、大型犬ならではのお世話の大変さを感じている人もいるようですね。
ラブラドール・レトリーバーは体が大きくてかなり活動的なので、飼い主さんは散歩などの運動時間をきちんと確保することが必要に。また、引っ張られたときに転倒する可能性もあるので、大型犬をしっかり制御できるある程度の体力も必要です。
これから飼おうかどうか検討している人は、このこともしっかり考慮したいですね。
「思っていたより飼いやすい」と思ったワケは?
一方、「思っていたより飼いやすい」と答えた人からは、以下のような理由が寄せられました。
・「10歳から来たので信頼関係を築けるか不安だったがすぐに慣れてくれた。言葉が通じてる気がする。ダメなことはダメと言葉で言えばやらなくなる。お散歩もリードしてない?と思うくらいひっぱったりせずのんびりしてる」
・「盗み食いが当たり前!と思っていたけどまったくしない事にビックリしました。ラブは盗み食い当たり前と言う事が間違ってた(笑)」
・「干してある洗濯物をかじったので、ダメと教えたら、それ以来鼻先にあっても、かじらなくなりました」
・「本などでは、よく家具などを噛まれるエピソード等目にしていたので心配していましたが、家のなかで困った事が1度もないので、とても平和に過ごしています」
・「歳をとった親と一緒に散歩に行っても合わせてゆっくり歩いてくれる。孫が生まれた時からやんちゃ盛りでも優しく愛情深く接してくれる」
お世話をするなかで、愛犬の賢さや優しさを実感している人がいるようでした。
Q.もし次に飼うとしたら飼いたい犬種は?

「もし次に飼うとしたら迎え入れたい犬種」について飼い主さんに聞いてみると、再びラブラドール・レトリーバーを迎え入れたいという人と、保護犬を迎え入れたいと考えている人が多いことがわかりました。
なぜラブラドール・レトリーバー?
「次に飼うとしたら再びラブラドール・レトリーバー」と答えた人からは、以下のような理由が寄せられています。
・「他の犬種は考えられないから」
・「1回レトリーバーを飼ったら大型犬に愛着湧いてしまってまた飼いたくなった。レトリーバーの性格、無邪気な笑顔、活発で、たまに間抜けなところが可愛すぎて癒される」
・「今の子と離れることは考えられないけど好きな犬種」
・「お利口で従順で愛情深い。また、頑固なところが面白い」
・「やっぱりラブラドールが好きだから」
ラブラドール・レトリーバーに魅了されてしまったようですね♪
なぜ保護犬?
また、「次に飼うとしたら保護犬」と答えた人からは、以下のような理由が寄せられています。
・「みんな、幸せに暮らしてほしい」
・「次は運命の保護犬に出会える気がしたからです。なぜかは分からないですが、そう思えてならないのです」
・「今の世の中ネット等でも頻繁に後何日で保健所に…等悲しいニュースを目にするため、できればそういう子を減らしていけたら良いなと考えております」
・「保護犬に関心があるから」
・「私はラブラドール・レトリーバーを含め、好きな(飼いたい)犬種はいるけれども、それ以上に犬という生き物が大好きです。そんな大好きな犬たちが、恵まれない思いをしているのを見聞きするだけでも胸が痛みます。これまでの愛犬はみんな、私や家族に、笑顔と愛と、想像以上の喜びを与えてくれました。わずかながらでも、私が生きている間に、犬たちに恩返しがしたいと思います」
Q.愛犬の好きなところは?
ラブラドール・レトリーバーの飼い主さんに、「愛犬の好きなところはどんなところか」を聞いてみると、次のような回答が寄せられました。
・「とにかくかわいい! 気持ちが顔にダダ漏れるところ、運動神経があまり良くない感じが出ちゃうところ、とにかく甘えん坊でストーカーの如くついて来るところ、犬友や同居猫に優しいところ、どこにいても体の一部をくっつけてくるところ等々、全部かわいくて好き」
・「何でも教えたらすぐに覚えて、覚えたことをアピールしてはおやつをおねだりする。そんなところが可愛くて愛しい!」
・「果てしなく賢いかと思えば、アホなところもあったり(笑) 人見知りかと思えば何度目かには『うぇ~い♪』と過剰にご挨拶したり、とにかく面白く一緒にいて飽きない子。ぬいぐるみもボールもすぐに飽きちゃうけど、これからも沢山買ってあげるから、ずーっと一緒に遊ぼうね!」
・「帰ってきた時、思いっきり尻尾を振って迎えてくれるところです」
・「可愛い、元気、遊ぶのも散歩も大好き、人懐っこい、甘えんぼでも寂しがり屋で家族大好き」
・「ふーっと深いため息をついたり、長い留守番をさせると恨めしそうな目で人を見上げたり…。人間臭い風情を醸し出すところがおもしろいです。ちょっと甘やかして過保護に育てた気がするので、自分を犬と思っていないかもしれません。最近はすっかり仕草がオッサンぽい(笑) でも、まっすぐな性格で、食べること&楽しむことに全力投球。余計なことは考えず、『いま』をめいっぱい生きているところが大好きです!」
・「大型犬ともあり、とても賢くて考える力、失敗しても次の案を見つけ出して感心させられることが多々あります。また、やはり癒される感じは大型犬ならではの包容力を感じます。もちろん散歩はとても引きが強かったりもするので、大変なことはありますが、一緒に生活しているとある意味、犬ではなく1人の人間みたいな感覚で今でも楽しく生活を共にしております」
みなさん、愛犬への「大好き」な思いが溢れ出ちゃっているようですね♪
Q.愛犬への“ありがとう”エピソードは?
最後に、「愛犬と暮らしていて『飼ってよかった』と思える感動エピソード」をご紹介します。
・「気持ちが沈んでいると、尻尾振って楽しませてくれます」
・「夫婦に笑顔と会話が増えた」
・「セラピードッグとして、癌患者さんの会に参加したとき、患者さん、ご家族、医療スタッフさんたちみなさんに、優しく接してくれ、元気を貰ったと喜んでいただいた。母が、認知症になり施設に入所したのですが、その母のベッドで寄り添って寝てくれ、その時は、母の瞳がキラキラしてずっと、犬をさすっていた。また、母が亡くなる瞬間も見守ってくれた」
・「愛犬と障害施設に訪問へ行った時、言葉を話すことができない子どもがテーブル付きの車椅子に乗っていたんです。いつもは小型犬がそのテーブルの上に乗って子どもとふれあうのですが、その日は小型犬がお休みしていて寂しそうな顔をしている子どもを察してか、愛犬がピョンとテーブルに乗ったんです! リードを持ってた私と周りの人もビックリしましたが、子どもはとても喜んで笑顔で触れ合ってくれました。人間の表情を読みとれる事に驚きました」
・「子育てにも良い影響がありますが、私自身も辛いときなど、そっとそばにいてジッと目を見て寄り添ってくれて、また大きいので頼りがいがあり、何度も救われております」
・「一緒に寝てくれるところです。私は精神的に弱いところがあって下に見られてただけかもしれませんが、私を選んでくれて、いつも一緒に寝てくれました。ものすごく安心でき、大きな愛に包まれて眠れました」
・「勉強やバイトで疲れているときは最高の癒しです」
・「毎日、日々の仕事で疲れていたり、気分がささくれていても、ワンコに会うために家路を急ぎます。毎日毎晩、愛犬と暮らしていてよかったと感じているし、寝かしつけるときにいつも、『今日も一日ありがとう。大好きよ』と伝え続けています」
ラブラドール・レトリーバーを飼っている飼い主さんの声を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
寄せられた声を見ていると、愛犬と出会い、一緒に暮らせることに感謝の気持ちを抱いている声もたくさん聞かれました。
これからも、大好きな愛犬と幸せな日々を過ごせますように!
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・アンケート名称:【いぬのきもちWeb】犬の日企画 犬の好きなところアンケート調査
・アンケート実施期間:2020年7月29日~8月11日
・回答方法:WEB、いぬ・ねこのきもちアプリ
・総回答数:2,711名(うちラブラドール・レトリーバーの飼い主さん23名)
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この記事のコメント欄でも、ぜひ愛犬についてのコメントを記入してみてください!
みなさんで愛犬への思いを語り合って盛り上がりませんか?
今回の「犬の日企画 犬の好きなところアンケート」にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました♪
※アンケートコメントはあくまで個人の感想です。
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で「ラブラドール・レトリーバー」として投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ
UP DATE