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屋内・屋外で犬が「誤食しやすいもの」と予防策

人が集まったり、普段なかなか見ないごちそうが並び、普段おは異なる生活になりやすい年末年始。そんなときに特に気をつけたいのが、犬の誤食です。年末年始に起こりがちなシチュエーション予防法をまじえながら、具体的に見ていきまご紹介しょうます。
↓今回は犬が誤食しやすいものと、その予防法をご紹介します。

【屋内】残りものに注意

チワワのクロちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
例えば、ハムや焼豚のひもは、犬が誤食してしまうと、腸に絡まってしまうおそれがあります。ひもが絡まった状態で、腸でぜんどう運動が行われると、摩擦によって腸の内側に小さな穴が開いてしまうことが。
また、おめでたい席によく並ぶ、カニやエビなど甲殻類の殻は硬く鋭いため、犬が誤って食べると口内を傷つけてしまうケースも少なくありません。

そのほか、鶏肉の骨は、縦に避けてとがる性質があるため、犬が口にすると消化管などに刺さってしまうおそれがあり、非常に危険です。

【屋外】飲食物のごみ

ミニチュア・ダックスフンドの福ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
歩道に食べ物のごみが落ちている場合、そういったゴミは、おいしそうなニオイがついているため、犬が食べ物だと思って飲み込んでしまうおそれがあるので注意しましょう。

例えば、焼き鳥などの竹串は、ニオイが染みついているので、犬が丸ごと飲み込んでしまいやすいです。このような長いものは排泄されにくいうえに、とがった先端が腸に刺さりやすいため、誤食した場合の危険度が高いといえるでしょう。

また、お菓子やパンの袋もおいしいニオイがついているため、犬が食べ物と誤解してしまうことがあります。

犬の「誤食」を防ぐには?

柴犬のコロンちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
このような犬の誤食を防ぐためには、残飯を捨てるゴミ箱は、犬が届かない高いところに置くのがベターです。床にしか置く場所がない場合は、フタつきのものにしたり、ゴミ箱を柵で囲んだりするなど、工夫をしましょう。

また、散歩中は飼い主さんが道に落ちているものをチェックしながら歩くなど、犬が誤食しないよう十分注意を払うことが大切です。特にニオイかぎをさせる前には、拾い食いしそうなものがないか、しっかりと確認してあげてください。

なお、ゴミは道の脇に落ちていることが多いため、ゴミの少ない真ん中を歩くのもよい方法でしょう。
犬の誤食のリスクは、思わぬところに潜んでいます。特にふだんと違うシチュエーションに身を置く場合は、「うちの子なら大丈夫」と思わずに、必ず「もしかしたら」を想定して動くことが必要。愛犬の健康のためにも、しっかりと注意してあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2017年1月号『年末年始に注意したいシーンを知っておこう キケン!誤食リスクMAP』(監修:ドン・ペット・クリニック院長 重田洋一先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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