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犬も「乾燥対策」したほうがいい? 犬におすすめの保湿ケア方法
犬にも乾燥対策は必要?
獣医師
「冬は湿度が下がり、さらに暖房で空気が乾燥が増します。そのため、フケが明らかに増えたなどの変化があれば、被毛用の保湿剤を使ったほうがいいでしょう。乾燥を防ぐことで、静電気予防にもつながります」
――犬にも「乾燥しやすい」などの特徴はありますか?
獣医師
「身体的な特徴としては、短毛種は皮膚の乾燥を起こしやすい傾向にあります。また、毛のない子や薄い子も、いつもより乾燥に気をつけたいですね」
犬の体のなかで乾燥しやすい箇所は?
獣医師
「皮膚、肉球、喉、口、目、内臓など……全身ですね。皮膚や喉など、どこかが乾燥しているときは、ほかの箇所も乾燥している可能性があります。また、乾燥しているときは脱水を起こしていることもあり、便が硬くなる傾向も。
なお、年を重ねると涙量が減るため、高齢の犬は目が乾きやすくなります。もともと涙量が少なめの子も、目の乾燥には気をつけたほうがいいでしょう。もし、愛犬の目やにが増えたと感じる場合は、一度動物病院で診てもらってください」
犬におすすめの乾燥ケア方法とは?
獣医師
「犬の乾燥対策としては、加湿器の使用がもっとも効果的といえるでしょう。最近は、都市化の影響で昔よりも乾燥するようになっているといわれていますので、部屋全体の湿度を保つことが肝心です。特に愛犬に呼吸器や循環器の持病があったり、体が弱い傾向にあったりする場合は、積極的に取り入れるようにしてください。
また、強く乾燥の影響を受けている箇所があれば、そこを重点的にケアしてあげましょう。例えば、皮膚や肉球が乾燥している場合は、犬用の保湿剤を使うのがおすすめ。目が乾燥しているときは、点眼薬を獣医師に処方してもらうなどしてケアしてあげましょう。
そのほか、口や喉の乾燥、便秘が見られるようなら、飲水量を確保してあげることが大切です」
取材・文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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