1. トップ
  2. 犬が好き
  3. 連載
  4. 穴澤賢の犬のはなし
  5. 枕を使うわが家の犬たち【穴澤賢の犬のはなし】

犬が好き

UP DATE

枕を使うわが家の犬たち【穴澤賢の犬のはなし】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先代犬の「富士丸」と犬との暮らしと別れを経験したライターの穴澤賢が、
数年を経て現在は「大吉」と「福助」(どちらもミックス)との暮らしで
感じた何気ないことを語ります。

いつものことだから日常になっていて何とも思わないが、よく考えたら不思議に思うこともある。大吉はいつも枕を使うのだ。自分のベッドで縁にあごを乗せて寝るのはまだ分かる。

好んで枕を使う大吉

しかしソファーで横向きに寝ているときにも好んで枕を使う。それは楽な姿勢なのか。自然界だったり、屋外で暮らしていると枕などないだろう。そもそも犬に枕を使う習慣や習性はないはずだ。

にもかかわらず、大吉は枕を好む。ソファーで横になるときは手頃なクッションが頭に来る場所でコテンと横になる。注意して見ていると、ほとんどいつもそうしている。

好んでそうするということは、きっと楽な姿勢なのだろう。枕の高さについてはそんなにこだわりはないらしい。クッションだろうが、ティッシュケースだろうが、頭を乗せられるものならなんでもいいようだ。

そんなに枕が好きとは変わったやつだ。ときどき、寝ている後ろ姿がオッサンに見えることがある。まぁ、それが心地いいなら好きにすればいい。

福助も枕が好きなのか。

そして福助も枕で寝るのが好きだ。彼もよく枕のうえで、心地よさそうに寝息を立てている。

ただ、枕にしているのは兄の大吉であり、なぜ兄を枕にするのか、どうして枕にされている大吉が怒らないのかは、謎だ。



プロフィール
穴澤 賢(あなざわ まさる)
1971年大阪生まれ。2005年、愛犬との日常をつづったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイやコラムを執筆するようになる。著書に『ひとりと一匹』(小学館文庫)、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック『Another Side Of Music』(ワーナーミュージック・ジャパン)、愛犬の死から一年後の心境を語った『またね、富士丸。』(世界文化社)、本連載をまとめた『また、犬と暮らして』(世界文化社)などがある。2015年、長年犬と暮らした経験から「DeLoreans」というブランドを立ち上げる。

ブログ「Another Days」
ツイッター
インスタグラム

大吉(2011年8月17日生まれ・オス)
茨城県で放し飼いの白い犬(父)とある家庭の茶色い犬(母)の間に生まれる。飼い主募集サイトを経て穴澤家へ。敬語を話す小学生のように妙に大人びた性格。雷と花火と暴走族が苦手。せっかく海の近くに引っ越したのに、海も砂浜もそんなに好きではないもよう。

福助(2014年1月11日生まれ・オス)
千葉県の施設から保護団体を経て穴澤家へ。捕獲されたときのトラウマから当初は人間を怖がり逃げまどっていたが、約2カ月ほどでただの破壊王へ。ついでにデブになる。運動神経はかなりいいので、家では「動けるデブ」と呼ばれている。

楽天ブックス
「犬の笑顔が見たいから」(世界文化社)楽天ブックス
CATEGORY   犬が好き

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬が好き」の新着記事

新着記事をもっと見る