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近過ぎも遠過ぎもNG! 愛犬との「理想的な距離感」とは?

おうち時間が増える中、愛犬と一緒に過ごす時間が増えて距離感が変わったという飼い主さんも多いかもしれません。
では、人と犬にとって適切な距離感というのは、どのようなものなのでしょうか。

今回は「愛犬との理想的な距離感」について、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。

犬にとってはストレス!NGな距離感で過ごしていませんか?

近過ぎも遠過ぎもNG! 愛犬との理想的な距離感とは? いぬのきもち
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愛犬と暮らす中で、人と犬の距離感は適切ですか?

例えば、
・四六時中抱っこをしている
・愛犬をずっと監視をしている(いつもみている)
・遊ばせないようにしている
・ずっと無視している、など

このような生活習慣は犬にとってストレスとなります。

人と犬の距離感が近すぎるのはよくない

近過ぎも遠過ぎもNG! 愛犬との理想的な距離感とは? いぬのきもち
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人と犬がいつも一緒に過ごす生活によってお互いが依存傾向となると、気持ちが不安定になったり、犬の場合は分離不安が問題となることがあります。

離れている時間も愛犬が落ち着いて過ごせるように、まずは数分から練習をはじめてみましょう。

また、飼い主さんが「愛犬のことが心配で仕方がない」という場合、その気持ちは犬にも伝わるため注意が必要です。

人と犬の距離感が遠すぎるのもNG

犬にとって体を十分に動かすことや五感を使うことは、大事な生活の要素です。

愛犬との距離感が近すぎるのもNGですが、愛犬と一緒にいる時間がない、遊ぶ時間がないという遠すぎる関係も問題となります。

人も犬もプライベートの時間を楽しもう

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人と犬が適切な距離感を保つためには、愛犬と一緒に過ごす時間を作るだけでなく、飼い主さんと愛犬が別々でいる時間も楽しみましょう。

野生動物の場合、誰かに見られていることは「危険」を意味します。このため犬によっては、人にずっと見られていると疲れてしまうコもいます。

他にも、大好きな飼い主さんの前ではおりこうにしようと頑張ってしまうタイプのコもいます。

愛犬は家族の一員といっても、犬にもゆっくりできるプライベートな時間が必要です。 時には離れて、人と犬が互いに力を抜く時間を作りましょう。

愛犬とのコミュニケーションを大切にしよう

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愛犬の健康のためにも、犬が楽しいと感じる時間を作ったり、コミュニケーションをとりながら心と体を豊かにしてあげましょう。

犬は誰かと交流したいと感じる生き物なので、コミュニケーションが取れないことや無視をされ続けることにストレスを感じます。

ご家族と愛犬が、コミュニケーションを十分に取ることで犬のストレスは軽減され、より生活が穏やかになることでしょう。

人と犬がお互いに幸せになるためにも、愛犬と程よい距離感で過ごすことを心がけながら、よりよい関係性を築いてくださいね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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