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犬が一緒にいたくなる「犬たらし」ってどんな人?

大好きな愛犬と一緒にいたいと思う飼い主さんは多いですが、犬のほうからも「一緒にいたい」と思ってもらえたら、もっと嬉しいですよね。
今回は、獣医師・獣医学博士の増田宏司先生に聞いた“犬たらし”の特徴から「犬が一緒にいたくなる人」とはどんな人なのかをご紹介します。

“犬たらし”とは「どんな犬が相手でもすぐに仲よくなれる人」

ヨークシャー・テリアのひじきくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
すれ違った犬がうれしそうに寄ってきたり、ドッグランに行ったらほかの犬たちが楽しそうに集まってきたりと、やたらと犬に好かれる人っていますよね。このように、どんな犬が相手でもすぐに仲よくなれるのが“犬たらし”です。

“犬たらし”さんに学びテクニックを取り入れると、愛犬が飼い主さんにいま以上に夢中になってくれるだけでなく、犬友達とも仲よくなれて一石二鳥! 愛犬と飼い主さんのお互いがそばにいるだけで幸せな気持ちになれて、日々の暮らしがより楽しくなるのです。

もしかしたらあなたもそうかも? “犬たらし”に対する犬の反応とは

柴の華ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

初対面の犬でもおなかを見せてくる

犬にとっておなかは弱点ともいえる部位。しかし“犬たらし”の前では甘えたい気持ちになるので、無防備におなかを出して「かわいがって」とアピールします。

犬とよく目が合う

犬は好きな相手をじっと見つめたり、目で追ったりします。“犬たらし”を前にすると、気づいてほしくて遠くからでも視線を送り続けるのです。

犬に吠えられたことがない

他人を警戒して吠える犬であっても、“犬たらし”相手にはめったに吠えません。堂々とした態度ややさしい表情など、犬を安心させるような雰囲気をもっているのかも。

“犬たらし”によくみられる特徴、キーワードは「焦らず」「穏やか」

Mixの七ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

自分からは犬に近づかない

“犬たらし”は犬を怖がらせないよう、犬が自分から近づいてこない間は無理に近づきません。犬が嫌がっているなら決して無理じいせず、紳士的に振舞います。

態度に余裕がある

犬への正しい接し方を熟知している“犬たらし”は、どんな犬が相手でも余裕をもって接します。その態度が、犬に安心感や信頼感を与える一因になるのです。

口調が穏やか

“犬たらし”が犬に話しかけるときは、丁寧な言葉で、穏やかに話しかけます。さらには「楽しいね」など話しかけて共感することで、犬と「会話」することも。ゆったりとしたやさしい口調が、犬の気分を落ち着かせるのでしょう。
犬の性格タイプによっても効果的な接し方は変わりますが、“犬たらし”は犬の行動を観察し、犬の気持ちを読み取ります。
愛犬と飼い主さんが相思相愛の素晴らしい関係が築ければ、家庭の雰囲気もぐっと明るくなるでしょう。みなさんも“犬たらし”を目指してみませんか?
お話を伺った先生/獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生
参考/「いぬのきもち」2019年6月号『ほんのちょっとのコツでみるみる仲よくなる “犬たらし”に学ぶ♡ 愛犬と絆を深めるコツ』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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