犬と暮らす
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犬のがんとフードの関係~症状と対策・食事療法
異常な細胞が 体を侵していく病気
がんは、細胞が異常な状態となり、無制限に増殖して周囲の組織を浸食していくものの総称です。がん細胞の増殖のために栄養がどんどん奪われるとともに、体の機能が奪われていく深刻な病気です。10才以上の犬の半数ががんにか かる可能性があるともいわれています。栄養管理を行うことで延命がはかられたり、 闘病中の生活の質を高く保ったりすることができます。早期に気付いて獣医師の診察を受けられるよう、体の異常に目を配りたいものです。
療法食で がん細胞の栄養補給をブロック!
この悪循環をできるだけ防ぎ、がんの増殖も抑えるために、炭水化物よりも脂肪をエネルギー源として多く含み、魚油などに多く含まれるEPAやDHAなどのオメガ-3系の脂肪酸を強化した療法食で栄養管理をします。
がんが進行すると食欲が落ちてくるので、嗜好性を高める工夫をするとともに、食事を手で口元まで持っていったり、少し口の中に入れてきっかけをつくったりするのもよいでしょう。
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