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犬に与えてはいけない代表的な食べ物|もしもに備えて覚えておこう!

お菓子に含まれる成分はこんなに危険!

Mix(雑種)小型犬 オス パパがチョコレートを食べるのを 瞬きもせず、ジーッと見つめています。^_^
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チョコレート

チョコレートに含まれる「テオブロミン」は、犬にとって有害となる成分で、少量でも中毒を起こしてしまいます。ミルクや砂糖の含まれているチョコレートも危険ですが、カカオ70%や90%と記載された商品には特に注意が必要です。

また、粉末状のココアでも、ミルクを含んだ即席タイプより、ピュアココア100%のものがより危険です。万一食べてしまったときは、すぐに獣医師に連絡し、商品名とカカオの濃度がわかるように伝えて病院で吐かせるなど処置を受けてください。ココア粉末などは誤って床にこぼしてしまうこともありますので、使用する際には細心の注意を払いましょう。

キシリトール

キシリトールはガムに含まれていることの多い甘味料の一種で、犬が食べると低血糖を起こす中毒物質です。誤飲したときの症状は、嘔吐、虚脱、けいれんなどで、肝不全を起こし死に至るケースもあります。もし食べてしまったら、すぐに動物病院に連絡してください。キシリトールは、ガムのほかにもさまざまなお菓子に使われているので、成分表記を読むなど注意が必要です。

野菜・果物類でNGなものは?

ジャック・ラッセル・テリア メス そらまめ
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玉ねぎ

玉ねぎは「玉ねぎ中毒」の原因となり、犬にNGな食材としてよく知られています。玉ねぎに含まれる成分は犬のヘモグロビンを破壊するため、摂取すると貧血を起こしてしまいます。初期症状は結膜が白くなる、尿が赤くなるなどです。症状の軽重には個体差があり、ひどい場合は死亡してしまうこともあるため、食べてしまったときは獣医師に相談しましょう。

マカダミアナッツ

健康や美容によいとされるナッツ類ですが、マカダミアナッツは犬に強い毒性を持ち、食べると12時間以内に嘔吐やけいれんを引き起こすことが分かっています。その他のナッツ類に関しては、脂質が多く与えすぎはよくありませんが、たんぱく質やビタミンEを含んでいる点では体に良い食材です。ただしマカダミアナッツだけはNGと覚えておきましょう。

ぶどう

ぶどうは腎不全や下痢などを引き起こす症例が報告されているため、犬に与えてはいけません。もちろん干しぶどうもNGです。特に腎臓に疾患のあるワンちゃんには有害なため、絶対に与えないようにしましょう。

愛犬が誤飲した!迷ったら動物病院へ

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食べてはいけない食品を食べてしまったとき、このくらいなら大丈夫では?と動物病院に連れていくかどうか迷うことも多いと思います。そんなときは、夜間など時間外であっても連絡のつく獣医師に電話し、食べたものや量などを伝えて指示を仰ぎましょう。そういった病院をあらかじめ調べておくのもおすすめです。

誤食は中毒物質が体内に吸収される前に吐かせることが重要で、いわば時間との勝負です。飼い主さんの「とりあえず朝まで様子を見てみよう」という判断が命取りになることも。悲しい思いをしないためにも、万一のときは迅速な行動を心がけましょう。
参考/「いぬのきもち」特別編集『犬の食べ物図鑑』
いぬのきもち WEB MAGAZINE『病気・症状データベース』
https://pet.benesse.ne.jp/dog/sogojoho/disease/
文/chiroko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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