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愛犬をスムーズに動物病院へ連れて行くコツは？ 獣医師に聞きました
動物病院に行くのを嫌がる犬は多いもの。では、どうすればスムーズに動物病院に連れて行くことができるのでしょうか？今回は、犬を動物病院に連れて行くコツや注意点について、いぬのきもち獣医師相談室の丸山知美先生に教えていただきました。
犬が動物病院に行くことを嫌がる理由
――愛犬が動物病院が苦手で、連れて行くのに苦労している飼い主さんは多いようです。犬が動物病院に行くのを嫌がるのには、どのような原因や理由が考えられますか？
丸山先生：
「病院の雰囲気や消毒のニオイ、注射で痛い思いをしたなどの経験で、苦手に思っている犬が多いのではないかと思います」
丸山先生：
「病院の雰囲気や消毒のニオイ、注射で痛い思いをしたなどの経験で、苦手に思っている犬が多いのではないかと思います」
犬をスムーズに動物病院に連れて行くためのコツとは
――愛犬をスムーズに動物病院に連れて行くためには、どのようなことを行えばいいでしょうか？飼い主さんができる工夫があれば教えてください。
丸山先生：
「愛犬を動物病院に連れて行く際にスリングやケースを使っている場合、それらをふだんしまって通院のときにだけ出してしまうと、これから動物病院に行くのだと察してしまうことが考えられます。ケースやスリング、バッグなどは、常にリビングなど見える位置に置いておきましょう。
また、慣れ親しんだニオイのついた毛布などをケースの中に敷いたり、好きなおやつを持参して、病院内で食べさせてあげたりするのもよいでしょう。病院によっては、いろいろなおやつを常備して、そのコに合わせてごほうびとしてあげることもありますよ」
丸山先生：
「愛犬を動物病院に連れて行く際にスリングやケースを使っている場合、それらをふだんしまって通院のときにだけ出してしまうと、これから動物病院に行くのだと察してしまうことが考えられます。ケースやスリング、バッグなどは、常にリビングなど見える位置に置いておきましょう。
また、慣れ親しんだニオイのついた毛布などをケースの中に敷いたり、好きなおやつを持参して、病院内で食べさせてあげたりするのもよいでしょう。病院によっては、いろいろなおやつを常備して、そのコに合わせてごほうびとしてあげることもありますよ」
犬を動物病院に連れて行く際の注意点
――愛犬を動物病院に連れて行く際の注意点や、動物病院への苦手意識を高めてしまうNGな対応方法があれば教えてください。
丸山先生：
「いつも同じルートで通院していると、動物病院に行くことを悟られてしまう場合があります。通院ルートを変えたり、お友達の犬と一緒に行ってみたりするのがおすすめです。
また、診察室で『痛いね、怖いね』と話しかけてしまうと、痛くて怖いことをしているんだと犬が思ってしまうことがあります。できるだけ『えらいね、がんばっているね、すごいね！』とプラスの声かけをすることを心がけましょう。
なお、飼い主さんが緊張していたり、怖がっていたりすると、犬も気づいてしまうように感じます。愛犬には可能な限り、静かな声で落ち着いて話しかけ、平静を保つとよいかと思います」
丸山先生：
「いつも同じルートで通院していると、動物病院に行くことを悟られてしまう場合があります。通院ルートを変えたり、お友達の犬と一緒に行ってみたりするのがおすすめです。
また、診察室で『痛いね、怖いね』と話しかけてしまうと、痛くて怖いことをしているんだと犬が思ってしまうことがあります。できるだけ『えらいね、がんばっているね、すごいね！』とプラスの声かけをすることを心がけましょう。
なお、飼い主さんが緊張していたり、怖がっていたりすると、犬も気づいてしまうように感じます。愛犬には可能な限り、静かな声で落ち着いて話しかけ、平静を保つとよいかと思います」
愛犬に動物病院に行くのを悟らせないことと、動物病院は痛くて怖いことをする場所だと思わせないことが、スムーズに動物病院に連れて行くコツのようです。愛犬が動物病院を嫌がる場合は、ぜひ今回ご紹介した内容を実践してみてくださいね。
（監修：いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・丸山知美先生）
取材・文／宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文／宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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