今回紹介するのは、Twitterユーザー
@lady_secomさんの愛犬・せこむちゃん、うりちゃん。こちらの写真は、とある日の飼い主さんが帰宅したときの様子だそうです。
愛らしい笑顔で、飼い主さんのことを出迎える2頭。どんなに疲れて帰宅しても、この姿を見たら疲れが一瞬で吹き飛びそう!
「家に帰ると、『おかえりおかえり!!なでてなでて!!』って花の咲くような笑顔で駆け寄ってきてくれる子が、二匹もいるんです。ぼかぁ幸せだなぁ」との思いが綴られた投稿には、Twitterユーザーから「満開の笑顔でお迎えって幸せですね」「2人とも可愛すぎます…」「守りたいこの笑顔」「1匹でもかわいいのに2倍の笑顔 いいですね」などと、反響のコメントが寄せられていました。
そんなせこむちゃんとうりちゃんについて、いぬのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しくお話を聞いてみることに。
当時の状況について、飼い主さんに話を聞いた!
あの日、飼い主さんが仕事を終えて帰宅すると、玄関からリビングへとつながっているドアのガラス部分から、2頭がお座りして待っている姿が見えたのだそう。飼い主さんがドアを開けると2頭同時に飛びかかってきて、大歓迎してくれたといいます。
飼い主さん:
「2頭ともニコニコしていて、短いしっぽをおしりごとフリフリさせていて。私になでてほしくてぴょんぴょん飛び跳ねて、たまに甘えるように鳴いたりしていました。
その声が、私には『おかえりおかえり! はやくなでてなでて!』と言っているように聞こえて、とても愛しかったです」
飼い主さんが仕事から帰ってきて、喜びを全身であらわしてくれたというせこむちゃんと、うりちゃん。そんな2頭の姿を見て、飼い主さんは胸が“ぎゅうううっ”と締め付けられたそうです。
「私の帰りをこんなに楽しみに待っていてくれる存在が常に家にいてくれるなんて、私はなんて幸せ者なんだろうと思いました」とも話していました。
お見送りの様子は?
家族の誰かが帰宅すると、せこむちゃんとうりちゃんは毎回あのように大歓迎してくれるのだそう。では、「お見送りの様子」はどのような感じなのでしょうか。
飼い主さん:
「我が家は常に、家族の誰かが1人以上は家にいる状態です。だからなのか、お見送りはそこまで盛大な感じではないんです。玄関までついてきたりはしますが、激しく引き止められるということはありません。必ず帰ってくることがわかっているからかもしれませんね」
お見送りは控えめだそうですが、2頭はいつも「いってらっしゃい。早く帰ってきてね。待っているからね」と言うかのように、じっと静かに見つめてくるのだそうです。
そんな2頭の姿を見ると、飼い主さんは「早く帰らなくては!」という気持ちになるといいます。
【獣医師解説】犬が飼い主さんをお出迎えするときに笑顔になる心理
飼い主さんが帰宅したときに、せこむちゃんとうりちゃんは笑顔で出迎えてくれたようです。この光景からどのようなことが読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
岡本先生:
「今回のせこむちゃんとうりちゃんからは、『嬉しい』という気持ちや興奮している様子が読み取れます。飼い主さんの帰宅がよほど嬉しかったのでしょうね。
犬の笑顔が見られるシーンとしてよくあるものは、『お散歩やおやつが嬉しい』『遊びが楽しい』などといったシーンが挙げられるでしょう。
また、初めて行く場所などで緊張感や不安感で興奮が高まったり、暑い場合なども笑顔のように見える表情をすることがあります」
写真提供・取材協力/Twitter(
@lady_secomさん)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ